観葉植物 アマゾンオリーブ (ムラサキフトモモ)8号 エディラウンド 黒 付き

オリーブと葉形が似ていることから名付けられましたが、ユーカリの仲間でムラサキフトモモという別名を持ちます。水が大好きで冬でも水を欲しがる性質がありますので、水やりの大好きな方には特におすすめの品種です。またくねくねと枝がうねりながら成長しますので、剪定の楽しみも多い植物です。とても丈夫で落葉しづらく耐陰性があるるため、室内インテリアとして大変優れています。一方で屋外管理を行うと夏に葉焼けを起こしたり、冬に霜焼けを起こしたりしますので注意が必要です。若緑の葉と白い幹を持つ爽やかな葉姿はギフトとして大変人気があり、中でもインテリアとして喜ばれる開店祝いや開業祝い、新築祝いなどに多く贈られています。

【原産地】
アマゾンという名が付いていますが、原産地は主としてタイ、フィリピンなどの東南アジアです。よってアマゾンオリーブは20℃前後の原産地に類似した環境を好みます。中でも加湿は重要で、乾燥には弱いので注意が必要です。原産地ではアマゾンオリーブの実が食用として利用されています。

【水やり】
乾燥に弱くとても水が大好きな植物です。一般的な観葉植物の倍以上、週に2,3回を目安に水やりを心がけましょう。冬期でも水やりが必要です。更に風通しの悪い場所や空気の悪い室内では、通常の水やりに加えてこまめに葉水を行うことをおすすめします。

【日当たり】
日当たりを好みますが、耐陰性に優れていますので室内照明で十分元気に育ちます。ただし風通しの悪いところと乾燥しているところを苦手としていますので注意が必要です。夏場の強い日光に当たると葉焼けを起こしますので、屋外で育てる際には半日陰がおすすめです。

【温度】
耐寒温度は5℃程度と春～秋の暖かい季節には屋外で育てることも可能ですが、冬は霜に当たらないよう室内で育てることをおすすめします。寒さに当たると霜焼けを起こし葉色が赤く変色してしまいますので注意が必要です。

【症状と対処法】
アマゾンオリーブは病気にかかりにくい一方でハダニやカイガラムシが発生しやすい植物です。ハダニやカイガラムシは風通しの悪いところや冬エアコンで乾燥している室内を特に好みますので、風通しの良いところに置いたり、葉水で葉の乾燥を防いだりすると良いでしょう。もしハダニやカイガラムシが発生してしまった場合にはシャワーなどで葉ごと洗うときれいに駆除することができます。また水はけが悪いと根腐れを起こしますので、水やり後には受け皿に溜まった水を忘れずに捨てましょう。

【耐陰性・地域性】
日光を好みますが耐陰性がありますので、室内でもあかりのある場所であれば元気に育ちます。耐寒性は5℃程度であるため、寒冷地で育てる場合には必ず室内で冬越しをしましょう。霜に当たると葉が傷みますので、寒冷地以外でも冬期は可能な限り室内で育てることをおすすめします。またアマゾンオリーブは乾燥にとても弱い植物となりますので、湿度の低い地域で育てる場合には特に水やりと葉水をこまめに行うことが大切です。