オーガスタ

年間を通して風通しと日当たりの良い室内で育てるのがおすすめです。強い直射日光や西日は葉焼けの原因になるので当たらないように注意してください。直射日光が差し込むお部屋ではレースカーテン越しの窓辺に、それ以外のお部屋ではガラス窓越しに飾るようにしましょう。湿潤な環境を好むため、エアコンの風による乾燥や温度管理に注意してください。
初夏から夏にかけて屋外に出し、直射日光に当てると、葉のツヤがよくなり健康な株に生長します。急に強い光に当てると葉焼けを起こすので、少しずつ時間を延ばすなど徐々に慣らしながら屋外に出しましょう。

春～秋は表土が乾いたらたっぷり与えてください。冬は乾燥気味にします。表土が乾いてから2～3日後に与えください。こまめに葉水をして、葉に付いたほこりをタオルやティッシュで拭き取りましょう。

生長は早く、葉の幅が広がりながら上に向かって伸びていきます。葉は大型でツヤのある長い楕円形をしていて、大きいもので長さ60cm、幅30cmほどになります。葉が大きい分、雨風からの抵抗を軽減するために割れやすい性質を持っています。自生地では10ｍを超える大きさに生長しますが、植え替えや剪定で大きさは調整可能です。

気温が20℃以上になる5月中旬～7月頃の生育期に剪定しましょう。暑すぎると回復が遅れてしまうので、猛暑日を避けて行ってください。古い茎や傷んだ葉取り除き、大きすぎる場合は切り戻して樹形を整えます。

2年に1回を目安に5月～7月の生育期に植え替えましょう。暑すぎると回復が遅れてしまうので、猛暑日を避けて行ってください。根詰まりをしている株は生育が悪くなるので、2年未満であっても植え替えてあげましょう。