観葉植物 フィロデンドロン7号 オージー（クッカバラ） エルバ 黒 付き

クッカバラは、オーストラリアの「ワライカワセミ」に由来していて、ワライカワセミが大きく羽を広げた姿がクッカバラに似ている事から名づけられたと言われています。厚くて光沢があるギザギザと切れ込みが入った特徴的な葉とゴツゴツした茎は、とても熱帯の植物らしさを感じられる一品です。エキゾチックな樹形が、南国リゾート風の落ち着いた癒しの空間を演出し、ワンランク上の高級感あふれるインテリアの一部となってくれます。インパクトある葉は、開店祝い・開業祝い・開院祝いの法人ギフトとしても人気があります。法人ギフトとしてお贈りした場合、オフィスの接待室・商業施設のエントランス・病院の受付などに置いて頂けます。また個人の贈り物やご自宅でご使用される場合は、玄関、リビングなどに置いて頂くと一段とおしゃれになります。

【原産地】
クッカバラの原産地は、主にブラジル・南アメリカの熱帯・亜熱帯地域に分布しています。年中気温が高く、降水量が多いので、湿度が高い上に日照時間もあまり多くない地域に自生しています。こんな環境に順応できるように、耐陰性も兼ね備えている植物なのです。

【日当たり】
年間を通して、明るくて風通しが良い場所に置いてあげましょう。真夏の日差しは強すぎて葉焼けを起こす原因になるので、直射日光は避けレースカーテン越しなどに置きましょう。比較的耐陰性があるので、暗めな場所でも育ちますが、あまりにも日光不足になると新芽の色が白っぽくなったり、茎と葉が間延びしてしますので、2～3日に一度は日光浴させてあげましょう。

【温度・置き場所】
熱帯の植物ですが、寒さにも比較的強いので最低温度が5℃以上あれば十分に冬越できます。冬場は、室内の冷え込まない場所に置いてあげましょう。リビングなどに置く場合は、エアコンの冷温風が直接当たらない場所に置きましょう。春～秋の暖かい季節は、真夏の直射日光は避け、たっぷりと日光を当ててあげてください。

【水やり】
春～秋は、土の表面がが乾いたらたっぷりと水を与えてください。特に真夏は、すぐに土の表面が乾くので、乾く前に水を与えてください。受け皿に溜まった水は、そのままにすると根腐れの原因になるので、必ず水を捨ててください。冬は、土の表面が乾いて3～4日してから暖かい日の日中に、水を与えましょう。多湿を好む植物なので、葉に霧吹きをして湿度を与えてください。

【症状と対処法】
6月～9月に株が弱ってきた時に、葉ダニがつきやすくなります。空気が乾燥すると発生しやすいので、時々葉の表と裏両方に水を与えてください。葉ダニがついた場合は殺ダニ剤などで駆除します。
また、根・茎の根元付近まで腐る軟腐病に注意してください。治す方法はなく、腐っていない部分を挿し木するか、子株があれば株分けしてください。軟腐病は伝染するので、親株は焼却処分してください。