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【知ってる?】観葉植物の栄養補給には種類がある!

 たくさん種類があると、商品選びに迷いませんか。

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観葉植物の栄養補給には色々な商品があり、いざ購入しようとしたときに迷う方も多いのではないでしょうか。観葉植物の栄養補給は、育て方により肥料の選び方が変わってきます。観葉植物を元気に育てるためには必要な栄養成分がいくつかあり、目的によってその配合量が変わってくるのです。観葉植物に必要な成分を知ることでどの商品を購入すべきか、いつ与えれば効果的なのかがわかるようになりますので早速見ていきましょう。

観葉植物にとって良い肥料とは?

 色々な商品があるけど、良い肥料はどれだろう?

観葉植物を育てるための栄養補給を大きく分けると、有機肥料と無機肥料の2つがあります。有機肥料は天然成分である油かすや鶏糞などからなるため臭いがあり、成分比率が不明なものが多く扱いが難しい遅効性の栄養剤です。一方の無機肥料は植物の生長に必要とされる成分が化学的に合成され、無臭で速効性に優れた栄養剤です。植物の生長に必要とされる主な成分には、葉肥と呼ばれる窒素(N)と実肥と呼ばれるリン酸(P)、根肥と呼ばれるカリウム(K)の3つの成分があります。この3つの成分比率が同じ数値のもの8:8:8や5:5:5:などは、植物全体の栄養バランスに優れ、根からの栄養吸収が充実しているので株がイキイキ元気になります。お部屋の中で育てる観葉植物には、無臭でN:P:Kがバランスよく配合された無機肥料が適しています。肥料の三大要素であるN:P:Kとその役割を知ることで、おのずと観葉植物に栄養補給が出来るようになります。ぜひ覚えておきたいですね。

 植物を元気にする肥料の三大要素N:P:Kをバランスよく配合。

  • 窒素(N)

葉肥である窒素は、タンパク質を作り葉緑素の元となる栄養です。葉や茎に活力を与える効果があります。不足すると葉は変色して葉落ちし、茎の伸びが悪い観葉植物になるので注意が必要です。

  • リン酸(P)

実肥であるリン酸は、花や実の生長に活力を与える栄養です。不足するとひ弱な観葉植物になります。

  • カリウム(K)

根肥であるカリウムは、根や茎・花や実・球根など植物全体の生長に大きく関わり活力を与える栄養です。不足すると植物全体の抵抗力が弱まり、病害虫の被害に合いやすくなるので気を付けましょう。

ちなみにテーブルの上などで育てている小さな観葉植物に肥料を与える場合は、根や植物に負担が少ない低濃度である10以下の比率5:5:5などを選ぶといいですよ。肥料まけせず安心して使えます。一方大型の観葉植物はその大きさから必要とされる養分も多いので、高濃度である10以上の比率12:12:12などを選ぶようにしましょう。ただ数値が大きいほど成分濃度が高く、使用する量が少ないため扱いが多少難しくなります。どちらにしても観葉植物に合った成分比率のものを選んで与えることが大切です。また肥料を与える際のポイントは、株元に与えることです。植物は根から栄養を吸収するので、花や茎ではなく株元へ与えると効果的であることを覚えておきましょう。それでは次に固形肥料と液体肥料について順に説明します。

使い勝手バツグン!固形肥料

固形肥料のメリットは、土の上にポンと置くだけで後は普段通りのお世話をすれば良いことです。使い勝手がよく非常に便利な栄養剤です。また生長期に入った観葉植物の植え替えの際は、土と肥料を混ぜ元肥として使用するという使い方も出来ます。固形肥料は土の水分により成分がじわじわ溶け出すため、長期に渡り効果を発揮する栄養剤です。しかし注意点がひとつあります。それは肥料が直接根に触れないようにすることです。肥料が直接根に触れると、根から水分を吸収できず水分を奪われて根を痛める肥料焼けを起こしてしまいます。これは栄養成分濃度が高すぎることによるもので、枯れてしまう原因になりますから注意が必要です。ちなみに固形肥料のサイズには、小粒・中粒・大粒があります。粒の大きさによって効果は異なりますが、2~3ヶ月あるいは数年効果を持続する緩効性に優れた栄養剤です。

商品の相場は、通販サイトで400円~1300円前後(送料別)です。

おすすめの栄養剤を2つご紹介します。左のマグアンプKは、植物の根に直接触れても肥料やけしない栄養剤なので初めての方にも安心して使える商品です。そして右の錠剤肥料はハート形をしているのが特徴です。観葉植物の見た目は可愛い方が嬉しいという方や、ギフト商品としてもおすすめですよ。ぜひ探してみて下さいね。

即効性あり!液体肥料

商品の相場は、通販サイトで400円~1000円以下(送料別)です。

液体肥料は観葉植物の生長期の追肥として与える速効性に優れた栄養剤です。植物に元気がない時や葉や茎、根などの状態により目的に合わせ肥料成分を選ぶことができるので大変便利な栄養剤です。特定の植物に与える場合はそのまま使えるタイプを、反対に他の植物と一緒に使う場合や水耕栽培用には規定量を水で薄めて使うタイプをおすすめします。薄めて使う液体肥料は観葉植物の水やりと一緒に与えることができる点で、非常に扱いやすいですよ。さらにコストパフォーマンスが良い点も嬉しいですね。水で薄めて使う液体肥料を使用する際に注意しなければいけないのは、指定された濃度を守ることです。高濃度の液体肥料を与えると観葉植物の根を痛めてしまうので注意してくださいね。液体肥料は水と一緒に与えるため栄養成分が流れ出てしまうのも早く、持続効果は1週間~10日程です。つまり液体肥料はこまめに繰り返し与える必要があるのです。

水耕栽培にも!粉末肥料

こちらの商品は病害虫や暑さ寒さへの抵抗力を付けてくれる粉末肥料です。

粉末肥料は固形肥料が使いづらい水耕栽培に便利な栄養剤です。観葉植物の生長期に使用する速効性のある栄養剤で、水に溶かして使います。他の植物にも使用できる点で便利な粉末肥料です。しかし水に溶かして混ぜるという手間がかかる点で、多少不便さがあります。使用する際はしっかりかき混ぜ、成分濃度に注意してくださいね。おすすめの商品はハイポネックス 粉末肥料120gです。通販サイトで600円程(送料別) ですので、粉末肥料を使用したい時にはぜひ探してみて下さいね。

観葉植物がさらに元気に!活力剤

活力剤にも色々な商品があります

活力剤は観葉植物をさらに元気に育てるための栄養補助剤です。中には肥料成分の入ったものもありますが、十分な栄養補給には至らないので気をつけましょう。あくまでも観葉植物の活力を与える補助的な役割で使用します。よく肥料と勘違いされやすいのですが、活力剤だけでは観葉植物を元気に育てることはできません。観葉植物の追肥と一緒に与え使用することで、観葉植物を元気に育てることができます。商品にはスプレータイプ、土に差し込んで使用するタイプ、お水で薄めて使うタイプがあります。使い勝手の良い商品を選んでご活用ください。

ご参考までにおすすめの商品と相場をご紹介しましょう。
  • 10本セット…100円前後(送料別)
  • スプレータイプ…1000円未満(送料別)
  • 薄めて使うタイプ…2000円以下(送料別)

大切な観葉植物をより活力を与えたい時、ぜひ利用して下さいね。

【基本が大事!】観葉植物の正しい栄養補給法

栄養は人間も観葉植物も活力につながるのでバランスが大切ですよね。

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観葉植物を元気に育てるために必要な成分の三大要素である窒素とリン酸とカリウムの役割や、どんな成分比率が観葉植物に適しているのかはお分かりいただけたでしょうか。肥料や活力剤の使い方や特徴が分かれば、より上手に観葉植物に栄養補給が出来るようになります。ぜひ覚えておいてくださいね。それでは次は、観葉植物を元気に育てるための正しい栄養補給法についてお伝えします。

追肥は種類によってタイミングが違う!

容器の種類が違うだけで、雰囲気が変わるのは不思議ですね。

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観葉植物の栄養補給には、植え替えの時などに事前に与える「元肥」と育生に応じて必要な栄養を追加で与える「追肥」の2つのパターンがあります。実は肥料の種類によって追肥のタイミングが違います。以下で順に見ていきましょう。

  • 固定肥料

固定肥料などの緩効性肥料を追肥する場合は、観葉植物の育成が始まる春先から2ヶ月に1回のペースで土の上に置いて行います。新芽の展開が止まる秋になったら土の上に置いていた固定肥料を取り除きましょう。

  • 液体肥料/粉末肥料

速効性のある液体肥料や粉末肥料を追肥する場合は、観葉植物の育生期が活発になる春から秋にかけて緩効性肥料を補う形で追肥を行います。気温が上がる夏は栄養分解が早いため、さらに多くの栄養を必要とします。基本的には2週間に1、2回のペースで、水やりの際に活力剤と一緒に栄養を与えてあげると元気に育ちますよ。新芽の展開が止まる秋は、規定濃度をさらに半分薄めた栄養剤を2週間に1回与えるようにしましょう。しかし肥料を与える頻度は、あくまでも目安です。実際に与える際は、肥料本体に記載されている使い方を参考しましょう。必ず使いたい肥料が何倍希釈かを確認して与えるようにしてくださいね。

観葉植物を上手に育てるためには、固定肥料の持つ「緩効性」と液体肥料や粉末肥料の持つ「速効性」を上手く組み合わせて使うことがポイントです。

観葉植物の追肥は生育期のみ!

観葉植物の追肥は、肥料成分の分解が早い育生期のみ行います。ほとんどの観葉植物は、春先の5月から初秋の10月にかけてが育成期に当たります。生育期は観葉植物がぐんぐん成長する時期ですので、栄養分を多く必要とします。一方で寒い冬は、ほとんどの観葉植物が休眠中となり活動が鈍くなります。成長しなくなりますので、栄養補給もお休み期間にしてあげましょう。冬の間に栄養を与えると、肥料焼けを起こし枯れてしまうので冬場には肥料をやらないことを心がけて下さいね。

植え替え後の追肥は根腐れのもと!

 素敵に植替えた後は休憩タイムにしましょう。

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植え替え直後の観葉植物は、細心の注意を払って植え替えを行っても少なからず根が傷んでしまいます。すぐに栄養を与えると肥料焼けを起こして観葉植物が傷んで枯れてしまいますので、しばらく静かにそっと休ませてあげましょう。次に肥料を与えるタイミングは、植え替えをしてから2週間ほど経ってからが良いでしょう。観葉植物の根が落ち着いてから液体肥料や粉末肥料で栄養補給をすると、さらに元気に育ちますよ。

【もう失敗しない!】陥りやすい観葉植物の栄養補給にご注意を!

観葉植物を元気に育てているつもりの「あるある発見!」

追肥は種類によってタイミングが違うことや栄養を与えるのは生長期だけということや、植え替え後の追肥は根腐れの原因になることがお分かりいただけたでしょうか。それでは次に陥りやすい栄養補給の注意点についてご説明します。もし間違った栄養補給をするとどうなるのか、さらにその際の対処方法をみていきましょう。

枯れてしまいます!肥料のやりすぎは厳禁!

 枯れてしまう原因は何でしょう。

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観葉植物をもっと元気にしようと思って、普段から必要以上に肥料を多く与えたりしていませんか?実はその行為は逆効果なのです。例えば私たち人間が満腹の時に豪華な料理を出されても、なかなか食べられないですよね。たとえ食べられたとしても、次の日は確実に胸やけを起こしてしまうでしょう。観葉植物も同じなのです。栄養である肥料を必要以上に与えすぎると、人間でいう食べ過ぎの状態になり肥料焼けを起こして枯れてしまいます。観葉植物をイキイキ元気に育てるためにも、栄養は適量かつちょうど良いタイミングで与えるようにしましょう。

根が傷んでるかも!弱った観葉植物に肥料はやらないで!

 弱っている時は観葉植物も休養が大切です。

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弱っている観葉植物を見ると、心配のあまり栄養補給すれば元気になるのではと思いますね。しかし弱っている観葉植物は栄養不足が原因でないことが多いのです。まずは水分不足や根詰まりなど、生育環境に問題がないかを探ることが大切です。生育環境に問題がある場合、根が傷んでいるかもしれません。根が傷んでいる時に栄養補給をすると、観葉植物にとっては逆効果になります。水やりのタイミングは適切か、日当たりや風通しは良いかなどの、基本のお手入れ方法を思い出してみてくださいね。そこで問題が見つかればしかるべき対処を行った後、レースのカーテン越しに光が当たる明るい場所でそっと休養させましょう。問題が改善され観葉植物に元気が戻れば、追肥で栄養補給をしてあげるとまた元気に育ちますよ。

効果は上がりません!肥料は絶対混ぜないで!

観葉植物の肥料を混ぜても栄養価は上がりません!

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色々な種類の肥料を混ぜると高い効果が期待できそうだと考えたことはありませんか?しかし肥料同士を混ぜることは絶対にやめましょう。なぜなら、肥料や農薬同士が化学反応を起こす危険性があるからです。一度化学反応を起こしてしまうと、観葉植物に被害が出るだけでなく有毒ガスの発生などの事故につながる恐れがあります。くれぐれも注意してくださいね。そもそも肥料の三大要素である窒素とリン酸とカリウムをバランス良く配合している栄養剤を使用すれば、栄養面ではまず心配ありません。必要な栄養は肥料の中に全て詰まっていますので、一種類の肥料だけで観葉植物は元気に育ちますよ。

まとめ

 正しい栄養補給で元気に観葉植物を育てましょうね。

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いかがでしたでしょうか。観葉植物の栄養補給の種類や正しい栄養補給法、やってしまいがちな間違った栄養補給法についてお伝えしてきました。観葉植物を元気に育てるために与えていた栄養剤も、一歩間違えると逆効果になってしまいますのでご注意くださいね。いつまでも元気な観葉植物を楽しむためにも、正しい栄養補給と注意点をいつも心に留めおきたいものです。難しそうな観葉植物の肥料のやり方が簡単なことが分かり、ぜひ自分で生命力にあふれる観葉植物を購入したいと思う方が一人でも増えたなら嬉しいです。観葉植物に正しい栄養補給を行い、ぜひ楽しいグリーンライフを送ってくださいね。

おしゃれな鉢カバー紹介

観葉植物を一段とおしゃれに飾るため、鉢カバーに入れてみてはいかがでしょうか?観葉植物の鉢がむき出しだとせっかくの雰囲気が台無しです。素敵なインテリアにするため鉢カバーに入れてみましょう。

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観葉植物ならひとはな

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