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観葉植物の植木鉢選びの前に考える4つのこと

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まず初めに観葉植物用鉢について学びましょう

出典: http://www.photo-ac.com
観葉植物は多種多様で育てやすくインテリアとしても人気の高い植物です。ご自宅やオフィスで観葉植物のお世話をされている方も少なくないのではないでしょうか。観葉植物を育てていると大きな鉢への植え替えや株分けなど、新しい植木鉢が必要になることがあります。もしくは観葉植物を購入された時のシンプルな植木鉢に物足りなさを感じる場合もあるでしょう。新しい観葉植物用鉢が必要な場合には観葉植物にも自分の好みにも合った植木鉢を見つけたいですよね。今回は植木鉢の基礎知識と共に、素材に焦点を当てておすすめの植木鉢をご紹介します。

それでは具体的に観葉植物用鉢やプランターを選ぶ前に4つの視点から植木鉢の基本を学びましょう。ポイントは「観葉植物の種類」「置き場所」「形・サイズ・重量」「相場」です。

観葉植物の種類と植木鉢

観葉植物は日光を好む種類もあれば日陰を好む種類もあります。同様に植木鉢も素材によって日光や雨風に強い素材も弱い素材も存在するのです。育てる観葉植物が決まっている場合にはその観葉植物の性質に合った観葉植物用鉢やプランターを選んでください。また使用したい観葉植物用鉢が決まっている場合にはその植木鉢の性質に合った観葉植物を選びましょう。どうしても観葉植物と植木鉢の性質が合わない場合には鉢カバーを利用しインテリア性を高める方法もありますので、観葉植物の性質を調べて適した観葉植物用鉢を選びましょう。

観葉植物の置き場所と植木鉢

植木鉢やプランターを選ぶ場合には観葉植物の置き場所も重要な決め手となります。特に屋外と屋内では使用に向いている植木鉢が大きく違ってくるので注意が必要です。

・屋外に置く場合
直射日光を好み寒さに強い観葉植物の鉢植えは屋外に置くことが多いです。するとその植木鉢やプランターも直射日光や寒暖差を受けることになります。屋外に鉢植えを置く場合には直射日光や紫外線に強く温度の急激な変化に耐えられる、劣化しづらい材質の植木鉢やプランターがおすすめです。また台風など強風の吹く可能性も考慮して、倒れにくく安定感があり割れにくいものが良いでしょう。

・屋内に置く場合
部屋の中央部分、人の行きかう場所に鉢植えを置く場合は人や物にぶつかりやすいので倒れにくい形状、重量のものを選ぶと良いでしょう。部屋の隅や壁際に鉢植えを置く場合は人や物にぶつかる心配も少ないのでインテリアに特化したお好みの観葉植物用鉢を置けますよ。

植木鉢の形・サイズ・重量

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植木鉢の形・サイズ・重量にはどのようなものがあるのでしょう

出典: http://www.igohachi.com
観葉植物の種類や置き場所を考慮して観葉植物用鉢やプランターを選ぶ必要があることはお分かりいただけましたか。では具体的にどのような形・サイズ・重量の観葉植物用鉢があるのでしょうか。

植木鉢の形は大きく分けて3つあります。"スタンダード"は植木鉢の高さが口径(上部一番広いところの長さ)の70~80%の植木鉢です。どのような植物にも利用しやすい一番人気のある形です。"深鉢"は植木鉢の高さが口径以上の縦長の植木鉢です。太い根を地面に垂直に伸ばす植物におすすめの形です。"浅鉢"は植木鉢の高さが口径より小さい植木鉢です。平鉢や皿鉢とも呼ばれます。根を浅く張る植物や寄せ植えにおすすめの形です。

植木鉢のサイズは植木鉢の口径で決まり、"号"という単位で表します。1号=3cmと覚えましょう。植木鉢の口径が30cmなら10号(30cm÷3cm=10号)です。プラスチックの植木鉢の裏には「10KM」(=10号)の表示もありますのでわからなくなったら簡単に確認もできます。更にプランターなど四角い形状の場合も同様で上部の長さ(横幅)が30cmなら10号プランターとなります。ここで注意しなければならないのは「口径には植木鉢の縁の厚みも含まれる」ということです。陶器鉢など厚みのある植木鉢はプラスチック製品に比べて縁が厚く容量が減りますので、1サイズ大きめの購入がおすすめですよ。

植木鉢の重量は素材の重さによって大きく変わります。陶器や素焼きの植木鉢は重く、合成樹脂やペーパークレイの植木鉢は軽いので置き場所や移動頻度によって最適な重さの植木鉢を選びましょう。重い植木鉢を選ぶ場合に特に忘れてはならないのは植木鉢の中に土が入ることです。10cm四方の立方体に約1リットルの土が入りますので、10号の植木鉢には8.4リットルの土が入ることになりますね。屋外の作業しやすい場所で観葉植物を植えて完成したら重くて運べなかったなんてことのないように観葉植物用鉢やプランターを選ぶ際には土の重さも含めた重さで考えましょうね。

植木鉢の相場

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植木鉢は安価なシンプルなものから高価なインテリア性の高いものまで価格も様々です

出典: http://www.photo-ac.com
植木鉢には様々な形・サイズ・重量がありますが価格はどの位でしょう。陶器鉢やテラコッタのシンプルなデザインの植木鉢なら大きさによりますが150~2000円程度で購入できます。デザインや形に凝っている10号で5000円程度の陶器製観葉植物用鉢も多く出回っていますし、陶器の中でも信楽焼きなどブランドの焼き物だと15000円以上の高値が付くものもあります。一方で最も一般的なプラスチックの植木鉢では小さいものは100円以下で購入できます。100円ショップでは10号程度の大きさのプラスチック製植木鉢も購入可能です。低予算でも植木鉢は十分楽しめますよ。しかし安いものは耐久性が弱いことがありますので購入、使用の際はご注意くださいね。

観葉植物の植木鉢【素材別】おすすめ7選

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インテリアや好みに合う植木鉢を見つけましょう

出典: http://prcm.jp
観葉植物用鉢を選ぶ前に観葉植物の種類や置き場を考えておくと良いこと、植木鉢の形・サイズ・重量はどのようなものがあり価格がどのくらいかをお伝えしてきました。屋外に置く観葉植物には劣化や雨風に強い素材の植木鉢やプランターがおすすめでしたね。また、大きな植木鉢をご希望の際には土の重さも考慮して植木鉢を選ぶ必要がありました。ご自分の欲しい植木鉢が漠然と思い描かれているでしょうか。ここからは人気の高い植木鉢を素材別におすすめします。ご自分の観葉植物にはどの素材が適していのるか、ぜひ具体的に思い描いて下さいね。

陶器鉢

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陶器の植木鉢は劣化しにくいので屋外におすすめです

出典: http://www.photo-ac.com
陶器の植木鉢は重いため安定感があり、かつ劣化しにくいので屋外を好む観葉植物に適しています。原材料が粘土質のため見た目の重厚感に反して通気性が良いです。また焼くときに釉薬(うわぐすり)を塗るため表面がコーティングされていて耐水性にも優れています。シンプルなカラーや無地、模様入りやアンティーク調などバリエーションに富んでいることも人気の秘訣です。一方で厚みのないものや内側に釉薬が塗られていないものは割れやすいので注意が必要です。

テラコッタ(素焼き)

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アンティーク調のテラコッタはインテリア性も高く特に人気のある植木鉢です

出典: http://www.photo-ac.com
粘土を原料として釉薬をかけずに700~800度の高温で焼いたものが素焼きの植木鉢です。そして素焼きの植木鉢の中でもヨーロッパを中心とする海外から輸入されたものやデザイン性のあるもので明るい茶色~オレンジ色のものをテラコッタと言います。丈夫で劣化しにくく通気と水はけが良いため屋外で最も人気の高い植木鉢です。実用性に加えてペンキでリメイクが出来たり、そのままでも時間が経つにつれ風合いが出てきたりとインテリア性も高いことでもおすすめです。一方で植木鉢の表面に小さな穴があるので観葉植物が乾燥しやすかったり、鉢の中のカルシウムが白く浮き出てきたり、置き場所によってはコケやカビが生えることもあります。また特に寒い地域では土からの水分を植木鉢が吸収して膨張し、凍って割れることもありますので冬越しには注意が必要ですよ。

樹脂

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安価で軽量、様々な色や形が選べます

出典: http://hanadaisuki.moo.jp
一般的に「プラスチック製」と言われ、現在最も流通しているとても安価な植木鉢の素材です。グラスファイバー、ポリプロピレン、FRP素材などの種類が人気で軽量かつ割れにくいため耐久性に優れています。様々な形が作れて色も自由自在なためテラコッタや陶器に見せかけた商品もとても人気があります。一方で直射日光や雨風に弱いため屋外では劣化しやすく、人工の素材を使用しているため通気性が悪いことに注意が必要です。

ガラス

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ガラスの鉢はハイドロカルチャーとの相性が抜群です

出典: http://www.photo-ac.com
ガラスはハイドロカルチャーでの鉢植えに最も多く用いられています。ガラスの透過性を活かして色のついた土や石を利用し、インテリア性の高い観葉植物の鉢植えに仕上げることが可能です。ただし、屋外での使用はガラス内部が直射日光によって高温になってしまうためおすすめできません。屋内の観葉植物に利用しましょう。

セメント(コンクリート)

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アンティークな見た目が人気です

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陶器よりも丈夫で紫外線や雨風にも強いので屋外の観葉植物の鉢植えに適しています。重量があり安定感があるため大型サイズのプランターとして人気がとても高いです。コンクリートの鉢やプランターは内側に簡易的な防水が施されていますが、素材の性質上完全なものではありません。コンクリートの成分はアルカリ性のため土壌の水分にコンクリート成分が溶け出して土壌をアルカリ性に傾ける可能があります。酸性・中性を好む観葉植物の鉢植えには注意が必要ですよ。

ブリキ

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ベランダや庭で植木鉢兼オブジェとしても利用されています

出典: http://www.photo-ac.com
ブリキ製の鉢は雨に強く耐久性があり、劣化しにくいのでベランダや庭で人気の素材です。ブリキ製は鉢の底に穴の開いていないものが多く流通しています。底に穴のないものはインテリア性の高い鉢カバーとして多く利用されます。通気性、排水が悪いので一般的な観葉植物の育成には不向きです。一方で水栽培など特殊な育て方にはおすすめですよ。

ペーパークレイ

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ペーパークレイポットは軽さと植木鉢には珍しい色が観葉植物に似合い人気です

出典: http://www.contentas.jp
ペーパークレイとはリサイクルペーパーとクレイ(粘土)を固めて作った素材の植木鉢のことです。素焼き鉢などよりも軽くて使いやすいのが特徴の一つとなります。ペーパークレイは型に入れて手作りすることが多いため形が少しずつ違い、鉢の表面がざらっとしているので自然の風合いを醸し出すことができます。素材が粘土と紙でできているため植物の呼吸を妨げず、通気性に富んでいます。一方で紙と粘土が原材料であるが故に他の素材の植木鉢よりも寿命が短くなりがちです。屋外で使用した場合には早いと1~2年で不具合が出てくることもありますので、できるだけ屋内の鉢植えに利用するといいですよ。

植木鉢の「困った」と解決方法

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トラブルは観葉植物だけでなく植木鉢にも起こるのです

出典: http://www.photo-ac.com
観葉植物におすすめの植木鉢の素材を7つお伝えしました。重厚感のある陶器鉢、屋外に向いているテラコッタ、安価で流通量の多い樹脂、ハイドロカルチャーとの相性が抜群のガラス、大型で箱型サイズが人気のセメント、インテリア性の高いブリキ、ペーパークレイは軽さと自然な風合いが魅力的でしたね。ご自分の観葉植物やインテリアに見合う素材は見つかりましたか。それでは植木鉢に観葉植物同様にカビが発生してしまった場合や観葉植物用鉢が不要になった場合にはどうしたらよいのでしょう。ここからは観葉植物の植木鉢で起こりがちなトラブルとその解決法をお伝えします。

植木鉢にカビが発生したら

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素焼き鉢にはカビが発生します

出典: http://www.eonet.ne.jp
素焼き鉢は鉢全体が水分を吸収するので表面にカビが生えることがあります。特に屋内で観葉植物の鉢植えを素焼き鉢に入れて育てていると、水分を必要とする上、屋外に比べて蒸れやすいためカビが生えやすくなります。カビは植木鉢の表面を漂白剤を使用しながら洗い、消毒することで取り除くことが可能です。しかし観葉植物の鉢植えを同じ環境に置くと何度も再発します。カビの発生は観葉植物にも人間の衛生的にも良くありませんので、カビが生えてしまったら鉢植えの置き場所や植木鉢の種類を変えるとよいかもしれませんよ。
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テラコッタ鉢の白い汚れは白華現象の一種でカビではありません

出典: http://ameblo.jp
またテラコッタ製の植木鉢を使用していると上の写真のように鉢の表面が白く粉を吹いたようになることがあるかもしれません。これはテラコッタ内の石灰が水やりや雨水で溶け出てきたものです。カビと違って人体に影響もないので、テラコッタ製の植木鉢の風合いの一種として楽しめますよ。

植木鉢が不要になったら

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観葉植物も植木鉢も環境に優しい方法を選びたいですね

出典: http://www.photo-ac.com
せっかく買った植木鉢も壊れてしまったり置き場がなくなってしまったり観葉植物が枯れてしまったりすることで処分を考える時もあるかもしれませんね。では植木鉢が不要になった場合にはどのように処分をすれば良いのでしょうか。素敵な植木鉢で、まだまだ利用できるものはリサイクルショップやオークションサイトで買取してもらうことをおすすめします。また、地元の掲示板などで欲しい方に譲渡するのも良いですね。一方で壊れて使えなくなった植木鉢はごみとして処分することを考えるでしょう。ごみとして処分する場合各自治体によって異なりますが、陶器、テラコッタ、ガラス、セメント、ブリキなど多くの素材は「燃やせないごみ」に分別します。樹脂は製品によって細かく異なる場合もありますが、燃やせるごみかリサイクルへの分別が多いようです。ペーパークレイは素材が紙と土のため安心して燃やせるごみに分別できます。必ず分別する前には自治体の分別方法をご確認ください。しかし大きすぎたり重すぎる植木鉢は移動させることも大変なため、指定した場所まで取りに来てくれる観葉植物や園芸用品処分の専用業者へ依頼することもおすすめですよ。

まとめ

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観葉植物を育てる時には一緒に植木鉢も楽しんで下さいね

出典: http://www.photo-ac.com
観葉植物を育てる上でおすすめの植木鉢を素材別にお伝えしてきましたが、いかがでしたか?風合いが魅力のもの、インテリア性の高いもの、アンティークの見た目が人気のものなど植木鉢という用途は一緒でも沢山の種類から選べることをお分かりいただけたでしょうか。育てたい観葉植物の性質や置き場所に合わせて適する植木鉢の素材も違いました。育てたい観葉植物と植木鉢の素材が合わない場合には底に穴の開いていないものを鉢カバーとして利用し、見た目を整えることもできます。観葉植物を育てる際には植木鉢にもこだわってお気に入りの観葉植物鉢を作ってみてはいかがでしょうか。この記事があなたの観葉植物との生活を今まで以上に充実させる糧となれたら幸いです。

おしゃれな鉢カバー紹介

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観葉植物を一段とおしゃれに飾るため、鉢カバーに入れてみてはいかがでしょうか?観葉植物の鉢がむき出しだとせっかくの雰囲気が台無しです。素敵なインテリアにするため鉢カバーに入れてみましょう。

出典: https://hitohana.tokyo

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