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観葉植物パキラを知ろう

インテリア用に幹を三つ編み風に編み込んでいるパキラです。

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幹が三つ編みになっていて、上のほうに葉っぱがワサワサ茂るかわいい観葉植物を見たことはありませんか?それはパキラという人気の観葉植物です。熱帯アメリカが原産で、原産地では幹の高さが10mを超えるものもあります。室内の半日陰でも育ち水やりも簡単なことから世話がしやすく、またおしゃれなインテリアにもなります。「快活」「勝利」という花言葉があり、別名を「発財樹」というので開店祝いや就任祝いなどお祝いのギフトとして人気があります。

土にこだわってパキラを育てよう

あまり知られていませんがパキラは花もきれいな観葉植物です。

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パキラは育て方が簡単で初心者向けなのが魅力です。まずは室内での育て方の基本を知りましょう。

パキラの日常のお手入れ

室内で育てられるパキラにも日差しは必要です。

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パキラは耐陰性があるので室内でも育てられますが、本来は太陽の光が好きです。しかし直射日光は葉焼けの原因になるので、レースのカーテン越しに薄日が当たる程度の日差しを確保してあげてください。そしてパキラは乾燥に強い丈夫な観葉植物です。水やりは土がしっかり乾いたのを確認してからあげるくらいで十分です。ただし1回の水やりは鉢の下から水が流れ出るくらいたっぷりあげてくださいね。パキラは暑さには強いのですが寒さには弱いので、室内でも冬は窓からの冷気に気を付けましょう。5度を下回ると葉っぱが枯れて落ちてしまいます。また冬の間は床暖房にも注意が必要です。床暖房のある部屋では、鉢と床の間に板を1枚挟んで、パキラの根が温まり過ぎないように注意してください。成長の速いパキラですが、もしも樹高が高くなりすぎたら脇芽の上あたりで剪定してあげると大きさの調整ができます。

土にこだわるパキラの植え替え

軽くて清潔なのがウリです。

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パキラは成長が速いので2~3年に1度は植え替えが必要です。鉢から抜き取ったパキラの古い土は1/3くらい落とし、黒ずんでいる根は傷んでいるので切ってしまいます。新しい土はホームセンターなどで売られている「観葉植物用の土」を使うと便利です。観葉植物専用の土には元肥の他、葉の色が良くなるマグネシウムなど観葉植物に嬉しい栄養素が配合されているものもあります。また軽くて排水性も良く、清潔な原料を使っているので、室内でも安心して使用することができますよ。自分でブレンドしたい場合は小粒の赤玉土7に対して無菌の腐葉土を3の割合で混ぜ合わせます。もっと水はけを良くするため、腐葉土の割合を2に減らし、軽石1をブレンドしても良いでしょう。庭の土ではなく、無菌の土を買って使うと、カビが生えるリスクを下げられます。

パキラの挿し木には栄養分の少ない土を使う

挿し木のときの土にもこだわってみましょう。挿し穂には5~7月にパキラを剪定する際の枝を使うと良いですね。よく切れるハサミですぱっと切ってください。大きい葉っぱが付いているときは、水が蒸発し過ぎるのを防ぐため半分に切っておきましょう。2節分の長さで切り、30分~1時間水につけておきます。

パーミュライトは園芸コーナーで買えます。

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水から取り出し、切り口に発根促進剤をたっぷりつけて用意した土に埋め込みます。パキラは水はけの良い土を好むのでバーミキュライトや鹿沼土がおすすめです。またホームセンターや園芸店には「挿し木用の土」が販売されているので便利です。これらの土には栄養分がほとんど含まれていません。なぜそんな土を使うのでしょう?それは土が栄養たっぷりだと雑菌も繁殖しやすく、挿し穂が腐ってしまうからなんです。また古い土にも雑菌が付いているので必ず新しい土を使ってくださいね。最後に水をたっぷりあげて、根が出るのを待ちます。

一連の作業を動画でもご覧になれますよ。
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パキラの土に関するトラブルシューティング

トラブルの対処法、教えます。

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育て方は簡単なパキラですが、ふと気が付いたらカビが生えていたり、土に虫がついていることもあります。パキラをダメにしないために何をしたら良いでしょうか。

パキラの土にカビが生えた!

パキラの土に白いカビが生えることがあります。

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毎日水やりをしているとパキラが根腐れしてしまい、パキラの幹や土に白いカビが生えてくることがあります。水のあげ過ぎに注意しましょう。夏は土の表面が乾いてから水やりをします。冬は成長が遅いので、土の表面が乾いてからさらに2~3日待って水やりをするくらいでちょうど良いのです。少しの根腐れでしたら、早めに植え替えればパキラは元気を取り戻します。黒くなった根は取り除き、水はけの良い土に植え替えてあげましょう。

インテリア用のパキラはプラスチックの鉢や素敵な陶器の鉢に植わっていることが多いですが、プラスチックや陶器には通気性がありませんので、植物の根が酸欠で窒息してしまいます。長くパキラを楽しみたいのであれば、上薬を塗っていない素焼きの鉢に植え替えるのも良いでしょう。パキラの置き場所を風通しの良いところにするのもおすすめです。

パキラの土に虫が!

土にトビツチムシが大量発生することがあります。

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パキラの土に虫を発見すると憂鬱になってしまいますよね。消毒されていない腐葉土にはツチムシの卵が混ざっていることがあります。自作のブレンドで土を作るときは腐葉土が全体の30%を超えないようにしましょう。ツチムシは腐葉土を分解しているだけで、パキラに悪さをすることはありません。しかし気持ちが悪いのであれば、殺虫剤を土に混ぜることもできます。オルトランの水和剤がおすすめです。また土に湿気が多いとツチムシが付きやすいので、パキラは風通しの良い場所に置きましょう。

またコバエが発生した場合は、掃除機で吸い取ってしまいます。土の表面から2~3cmの部分に卵を産み付けるので、その部分を取り除き、新たに土を足すと良いでしょう。

パキラは土なしでも楽しめる〜ハイドロカルチャーのすすめ

ハイドロカルチャーとは水耕栽培のことです。パキラは根が少なくても育つ丈夫な植物ですのでハイドロカルチャーに適しています。剪定したパキラの枝を使って、インテリアとしてパキラをテーブルの上に小さく飾ることもできます。次の動画は、土に植えてあったパキラをハイドロカルチャーにする方法です。参考になさってください。
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パキラを土からハイドロボールに植え替える時、土が混ざるとハイドロボールが腐ってしまいます。パキラの根を水でよく洗って少しの土も残らないようにしてください。根腐れ防止剤を敷いてから、パキラを置き、周りにハイドロボールを敷き詰めましょう。水は鉢の1/5程度までにしてください。水が多すぎると根が呼吸できずに溺れ死んでしまいます。根に空気を送り込む意味でも水が無くなったのを確認してから、次の水やりをしましょう。ハイドロボールには栄養がないので、時々液肥をあげてください。透明なガラス容器に、ハイドロボールの代わりにカラフルなアクアビーズを使うとインテリアとしてもかわいいですよ。

まとめ

育て方をマスターするとパキラを長く楽しめます。

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パキラは乾燥に強い植物ですので、水はけの良い土を好みます。観葉植物専用の土はパキラを元気に育てる成分が配合されているので、特に初心者にはおすすめです。自分でブレンドに挑戦する場合、腐葉土には栄養がありますが、腐葉土が多いとカビや虫が発生しやすいので、ほどほどにしましょう。水のあげ過ぎや通気性の悪さもカビや虫を呼びますので注意しましょう。土の状態を常に観察しながらパキラを上手に育てて、グリーンライフを楽しんでくださいね。
観葉植物ならひとはな

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