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葉が特徴的なパキラとは?

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パキラの葉は手のひらのように広がります。

出典: http://www.ikea.com
パキラは熱帯アメリカ原産の熱帯性樹木で、自生地では樹高7〜15mの高さにまで成長する観葉植物です。根元がふっくらと膨らむとっくり状の幹を持ち、葉の軸を長く伸ばした先端に手のひらを広げたような5〜7枚の小葉を付けます。パキラの特徴的な手のひら状の葉は、光沢のある緑色をしています。また長楕円形で先端が少し尖りやや厚みがあるのも特徴ですよ。パキラはとても丈夫で育てやすい上に剪定にも強く、挿し木などで簡単に増やすこともできます。

パキラは台湾で観葉植物として発売されてからアジア諸国に広まりました。パキラを売り始めた人物に莫大な利益をもたらしたというエピソードから、パキラは財を成す木という意味を持つ「発財樹」や「money tyee」と呼ばれるようになったのですよ。今でもパキラが健やかに育つ家は財力を高める効果を持ち、金運アップにつながるとされています。そのため商売繁盛の縁起物として、パキラは開店・開業のお祝いとしておすすめなのです。また大きな丸い葉と太い幹や上に向かってぐんぐん成長する姿が、風水では生命力の象徴として考えられています。つまり風水グリーンとしても人気の高い観葉植物なのですよ。ちなみに気が停滞しやすいリビングの隅に置くと、部屋全体の気の流れを良くしてくれると言われています。自分用のインテリアグリーンとしてはもちろんですが、新築や引越し、結婚のお祝いなどに贈る際に風水効果をパキラと共に伝えて贈るのも喜ばれるでしょう。

パキラに起こりやすい葉のトラブルとは?

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大切に育てているパキラにトラブルが起きたら頭を抱えてしまいますね。

出典: http://twitpic.com
素敵な風水効果などを持つパキラはとても丈夫で育てやすい観葉植物ですが、葉に起こりやすいトラブルがいくつかあります。それではパキラの葉のトラブルと対処法についてお伝えしましょう。「こんな時どうすればいいの?」といった疑問にずばりお答えします。トラブルを事前に知っておくことで予防にも繋がりますね。

水をやっているのに?葉が枯れる・落ちる

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葉が落ちても幹がしっかりしていれば新芽が出て成長します。

出典: http://www.revorchid.com.tw
水をやっているのにパキラの葉が枯れてしまったり、落ちてしまう事があります。葉が枯れたり落ちたりしたら、まずパキラの幹を触ってみてください。幹がパキラを購入した時と変わらず硬い状態なら再生する事ができます。しかし幹が柔らかくなっていたら腐っている可能性が高いので、再生は難しいのです。葉が全て落ちて一見枯れてしまったように見えるパキラも、切り戻しによって仕立て直しができるのですよ。パキラは生育旺盛なので幹が硬くしっかりしていれば、幹や枝のどの場所で切り落としてもわきから新芽が出てくる性質を持っています。また幹や枝を切り落とした断面が緑なら、再生が成功する可能性は高くなりますよ。ちなみにパキラを仕立て直しする時期は、あまり成長しない冬場を避けて生長期にあたる5〜9月に行うのが良いでしょう。

早めの対策が肝心!病虫害

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小さな害虫はよく見ないと気づかないかもしれませんね。

出典: http://www.fotocommunity.de
パキラは丈夫な観葉植物なので、虫や病気に強いイメージがあるかもしれません。しかし実はパキラも他の観葉植物同様、病害虫の被害にも遭います。病害虫の一番の対策は、何と言っても早く気付くことです。早めに対策ができれば被害も少なくて済みますよね。パキラに付く主な害虫はハダニやアブラムシ、コナカイガラムシです。ハダニなどの害虫を見つけたら早急に駆除する必要があります。害虫は基本的に水で洗い流すことで駆除できますよ。もし取りきれない場合は歯ブラシなどでこすり取るか、ホースの強い水流を使って洗い流しましょう。またパキラの葉や茎がすすに覆われたように黒くなる場合はすす病です。残念ながらすす病に効く薬剤はありません。しかしアブラムシやコナカイガラムシの駆除や発生を予防することが、すす病の予防になりますよ。

不思議!葉がべたつく透明の液体とは?

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透明の液体は病気ではありませんが、害虫が付きやすくなるなど成長の妨げになるので拭き取りましょう。

出典: http://www.bransch.net
パキラは元気に育っているのに、葉や茎から透明の液体が出ていることがあります。この液体は舐めてみると甘い味がする液体です。実はパキラは葉や茎に産み付けられた害虫の卵や幼虫などをアリに持ち帰ってもらうために、糖分を含んだ甘い液体を出しています。つまりパキラはアリに害虫から守ってもらっているのです。したがってこの透明の液体は、パキラにとって悪いものではないのですよ。しかしべたつく樹液をそのままにしておくと埃がついたり、害虫が付きやすくなるというデメリットがあります。そのため濡れた布などでふき取ると良いでしょう。また樹液の他にカイガラムシなどの排泄物によって葉の裏がベトベトすることもあります。害虫の影響で葉がベトベトする場合は、害虫を水で洗い流すなどして駆除する必要があります。

パキラの葉に起こるトラブルの原因とは?

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トラブルを回避して美しい葉をキープしたいですね。

出典: http://www.jardins-interieurs.com
葉が枯れるなどのパキラに起こりやすい葉のトラブルの対処方についてお伝えしましたが、実際に起こるトラブルの原因とは何でしょうか?それでは次にパキラの葉に起こるトラブルの原因についてご説明しましょう。トラブルの原因を知ることは予防にも繋がりますね。美しい葉をキープするためにもトラブルが起こる前に防ぎたいものです。

限度があります!水のやりすぎ

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水のやりすぎは根腐れの原因になりますよ。

出典: http://kaminodesign.way-nifty.com
パキラの葉に元気が無くなったり、硬かった幹が柔らかくなっていたら根腐れを起こしています。またパキラは元気でも、鉢や受け皿に溜まった水から異臭がする場合も根腐れの可能性があります。根腐れの原因の多くは水のやりすぎです。常に土が湿っていたり、受け皿に水が溜まった状態が続くと根腐れを起こしてしまいます。根腐れを疑ったら一旦水やりを止めて土を乾燥させましょう。受け皿に水が溜まっている場合は直ちに捨ててくださいね。そして日当たりと風通しの良い室内で管理して、様子を見ます。それでも改善しない場合は簡単に実践できる挿し木という方法で対処します。根腐れすると根・幹・葉の順に状態が悪くなるので、まだ硬い幹の部分や枝を切り取り、切り口を乾燥させた後に観葉植物用の土に差し込みます。水のやりすぎに注意して管理すれば2週間程度で新芽が出てきますよ。

水やりのタイミングを見極めよう!水不足

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土がカラカラに乾いてしまっても、パキラは乾燥に強いので早めに対処すれば元気を取り戻しますよ。

出典: http://journal.jp.fujitsu.com
丈夫で乾燥に強いパキラですが、葉がぐったりとしおれてきたら水不足を疑いましょう。手のひら状の葉を元気に広げていたパキラの葉がしおれて元気が無くなったと感じたら、鉢土を確認して下さい。鉢土の色が白っぽくなり土が乾いた感触ならば、鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水やりましょう。しかしたっぷりと水やりしたいからと言って、決して受け皿に水を貯めて置かないで下さいね。今度は根腐れの原因となります。また鉢土がカラカラに乾いていて、上から水を与えてもしっかり染み込まないこともあります。その際は大きめのバケツなどに水を貯めて、その中にパキラの鉢ごとしばらく浸けましょう。鉢の中の空気がプクプクと出てきますので、泡が完全に出なくなったらバケツから取り出します。水にしっかり浸けることによって、鉢土全体に水を行き渡らせることができますよ。よほど酷い状態でない限り、水を吸わせればパキラの葉は元気を取り戻します。

耐陰性はあるけれど…日光不足

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暗い場所よりも明るい場所で育てた方がよく成長しますよ。

出典: http://roomclip.jp
パキラは比較的耐陰性のある観葉植物です。そのため日陰でも育ちますが、明るい場所で育てる方がよく成長します。もしパキラの茎がひょろひょろと間延びしてきたら、日光不足が考えられます。他の観葉植物でも同じことが言えますが、日光が足りないと茎が細く伸びてしまいます。そのためパキラのように茎の先端に葉が付く観葉植物は、葉の重みで茎が垂れ下がり樹形が乱れてしまいます。しかしすぐに枯れてしまう訳ではありませんよ。間延びしてしまった茎を元に戻すことはできませんが、樹形を整えるためには剪定することをおすすめします。パキラの剪定は幹にある成長点と呼ばれる小さな瘤(こぶ)の上で切ると新芽が出やすいです。しかしパキラは切った場所のすぐ下から新芽を出すので、必ずしも成長点を残して切らなくても大丈夫ですよ。美しく整えた姿をイメージして伸びすぎた部分を思い切って剪定してみましょう。

日光浴や正しい水やり方法が一番の予防法!病虫害

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新芽の成長を妨げるアブラムシ

出典: http://www.hobbyfarms.com
パキラに付く代表的な害虫はハダニやアブラムシ、コナカイガラムシです。ハダニのはクモの仲間で、高温で乾燥した時期が続くと発生しやすい害虫です。ハダニが発生すると葉の色が退色してくるので、葉をこまめにチェックすることが予防に繋がりますね。ハダニのほとんどは葉の裏側に発生します。ハダニは水を嫌うので葉に霧吹きで葉水をしてあげると予防になりますよ。アブラムシは新芽などに密集して付く害虫で新芽が出てくる春以降に現れます。コナカイガラムシは新芽や葉の裏などに付く白いワラジ状の害虫です。アブラムシやコナカイガラムシは基本的に風通しの悪い場所で発生します。定期的に剪定してパキラの風通しをよくすることで予防に繋がりますよ。さらにアブラムシやカイガラムシは、駆除した後にオルトラン粒剤をまいておくと予防できます。またパキラの主な病気は、葉や茎がすすに覆われたように黒くなるすす病です。すすのように黒くなった部分はカビで、アブラムシやカイガラムシの排泄物を栄養として増殖します。そのためアブラムシやカイガラムシの発生を予防することが、すす病の予防に繋がるのです。パキラを病虫害から守るためには、パキラを良い環境で育てることが重要です。暗い室内で育てる場合も1日に3時間以上は日光浴をさせて、乾燥や加湿に気を配り正しい水やりをしましょう。

適切なお世話が大切!冬の寒さ

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熱帯植物のパキラは冬の寒さが苦手です。

出典: http://photohito.com
パキラは丈夫で育てやすい観葉植物ですが、冬の寒さには注意が必要です。パキラは熱帯地方原産の植物なので高温多湿を好む反面、寒さが苦手です。冬場に根腐れでもなく、水不足でも日光不足でもなく、病虫害の影響もないにも関わらず、葉が落ちて枯れてしまった場合に考えられるのは冬の寒さが原因です。そのためパキラが寒さに当たらないように、冬は必ず暖かい室内で管理しましょう。室内では乾燥し過ぎる暖房の風の当たらない場所に置いてあげてください。また夏場の強い日光とは違い、冬は葉焼けの心配が少ないのでしっかり日光に当てて元気に育てたいですね。

パキラの葉を楽しむための基本の育て方とは?

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パキラの基本の育て方をマスターして上手に育てましょう!

出典: http://www.gerbeaud.com
水のやりすぎなどが、パキラの葉に起こるトラブルの原因なのですね。それではパキラの葉のトラブルの原因を踏まえて、パキラの葉を楽しむための基本の育て方をご紹介します。パキラは丈夫で育てやすい観葉植物なので、基本の育て方をマスターすれば上手に育てることが出来ますよ。

水やりはタイミングを見極めて

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水やりのタイミングを見極めることは、パキラを丈夫に成長させるために重要です。

出典: http://www.theartofdoingstuff.com
パキラの葉を元気な状態で楽しむための育て方で重要なのは、水やりのタイミングを見極めることです。パキラの基本的な水やり方法は、鉢土が乾いたら鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水を与えることです。この時に注意しなければいけないことは、鉢底から流れ出た水を受け皿に溜めないことです。水を溜めたままにしておくと根腐れの原因になりますので、受け皿に溜まった水は必ず捨てましょうね。5〜9月の成育期には鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりし、冬場は成長がゆっくりになるので鉢土が完全に乾いてから水やりします。目で見るだけでなく、土を触って表面だけでなくしっかり中まで乾いているか確認すると良いですね。土を乾かすことで土の中に空気が入り、次に水やりした時に根が水をしっかりと吸い上げます。土が常に湿った状態では根も呼吸出来ません。水やりのタイミングを見極めることは、パキラの育て方の中でとても大切です。

置き場所は日当たりと風通しがポイント

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明るく気持ちの良い風が抜けそうな空間ですね。

出典: https://kinarino.jp/cat3-インテリア/679-初夏に真似したい!プレーンで風通しの良いお部屋
パキラは本来日当たりを好む観葉植物です。耐陰性もあるので日陰でも滅多に枯れることはありませんが、丈夫な株に育てたい場合は日光に当てて育てましょう。特に5〜9月の生長期には、屋外や室内の日光がよく当たる場所に置きます。ただし真夏の強い日差しは葉焼けを起こすので避けましょうね。冬場は日当たりの良い窓辺に置くのが良いでしょう。日光に良く当ててあげると葉がひょろひょろと間延びすることも防げますよ。おすすめの場所は午前中に日光がよく当たり、午後には明るい日陰となるような場所です。また、風通しの良さも重要です。なぜなら風通しが良いと病害虫の予防に繋がるからです。パキラの置き場所は日当たりと風通しが良いことがポイントですので覚えておきましょう。

葉水で葉をイキイキ元気に!

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イキイキとした葉を保つためには葉水が必要です。

出典: http://gathery.recruit-lifestyle.co.jp
パキラの育て方においてぜひプラスしてあげたいのが、水やりの他に葉水を与えることです。葉水とは霧吹きで葉に直接水を与える育て方です。乾燥した室内では葉水を与えることで、葉をイキイキと美しい状態に保つことができます。また葉水を与えることで、病害虫も効果的に予防できますよ。葉水は毎日与えることをおすすめします。とても簡単な育て方のひとつですから、ぜひ毎日のお世話に取り入れてあげましょう。

剪定の効果は見栄えだけにあらず!

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剪定の効果は大きく分けて2つあります。

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パキラの葉を楽しむためには、剪定も取り入れたい育て方のひとつです。パキラを剪定する効果は主に2つあります。ひとつめの効果は間延びしてしまった部分を剪定し、樹形を整えることです。そしてもうひとつの効果は、成長して密集した葉を剪定することによって風通しが良くなることです。風通しが良くなると、病虫害の予防に繋がりますよ。生育旺盛なパキラは基本的にどこで切っても新芽を出すので、好みの樹形に剪定できる上に病虫害も防げるのであれば一石二鳥ですね。

パキラの冬越えの大事なコツ

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パキラの苦手な寒い冬は、お部屋を暖かくしてあげましょう。

出典: http://diyer.jp
パキラを含む観葉植物は一般的に寒さが苦手です。冬越えの大事なコツは、何と言っても温度管理です。最低5℃以上が必要ですが、出来るだけ暖かい室内で管理しましょう。日光がよく当たる窓辺が良いですが、室内であっても冬場は窓に近すぎると外の冷気の影響を受けてしまうので、窓辺から少し離した場所が良いですね。また暖かいからと言って、暖房の風などが直接当たる場所は避けてください。熱風により葉が乾燥して枯れてしまいますよ。冬場は特に直接熱風が当たらない場所でも乾燥が強くなるので、霧吹きなどで湿度を高めてあげると良いですね。

まとめ

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白い壁にパキラの美しい葉がよく映えています。

出典: http://www.pflanzenfreude.de/glückskastanie
いかがでしたか?パキラの葉を美しくキープするためのコツは、パキラの基本の育て方をしっかり行うことに繋がります。元々生育旺盛で丈夫なパキラは、育て方次第で好みのスタイルに仕立てることが出来ます。コツを押さえた育て方で丈夫な観葉植物として人気を集めるパキラの葉を長く楽しみたいですね。またまさに今、パキラの葉にトラブルが起こってしまった方のお役に立てれば幸いです。

おしゃれな鉢カバー紹介

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観葉植物を一段とおしゃれに飾るため、鉢カバーに入れてみてはいかがでしょうか?観葉植物の鉢がむき出しだとせっかくの雰囲気が台無しです。素敵なインテリアにするため鉢カバーに入れてみましょう。

出典: https://hitohana.tokyo

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