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パキラが枯れた?

元気なパキラは、幹がしっかりとしていて、葉っぱにツヤと張りがあり、青々と茂っています。生命力旺盛なパキラは、耐陰性と耐寒性を持ち、簡単に枯れたりはしない強い観葉植物です。しかしながら、中南米原産なので、本来は日当たりがよく、気温が高く、乾燥した場所で生育しています。裏を返すと、日当たりが悪く、気温が低く、湿度の高い場所では、健康的に成長することが難しくなってきます。パキラが枯れた時に考えられる原因は様々です。原因をつきとめ、それぞれに合った対処方法でお世話をすることで、枯れたパキラが復活する可能性がありますよ。それでは、パキラが枯れた原因や症状別に復活方法をご紹介します。

原因その1 水枯れ

水枯れは水不足により起こってしまいます。頻繁な水やりを必要としない観葉植物ですが、全くあげないままでいると当然枯れた状態になってしまいます。では、水枯れを起こして枯れたパキラがいったいどのような状態になってしまうのかを見ていきましょう。

水枯れが原因で起こる症状

葉っぱがしおれ、下を向いてクッタリとしていたら、水枯れで枯れたことが考えられます。水枯れで枯れたら、葉っぱだけが元気がないように見えても株全体がしおれて枯れた状態になっています。また、葉っぱの色が茶色くなっていたり、枯れた葉っぱが根本から取れたりすることもあります。

復活できる?対処法とは?

水枯れが原因でパキラが枯れたら、早いうちに対処してあげると十分復活します。水枯れで枯れたことに気がついたら、鉢底から水があふれるくらいたっぷりと与えましょう。また、受け皿に溜まった水は、捨てるようにします。4月~9月はパキラがよく生長する時期なので、水をたくさん必要とします。水は鉢土が乾いたら与えましょう。株が活動しなくなる冬は、水もさほど必要としなくなります。水は鉢土が乾いて2~3日してから与えるといいでしょう。パキラが水不足で枯れたからといって、心配で早く元気を取り戻してほしい気持ちで枯れたパキラに水をやりすぎてしまうと、今度は根腐れで枯れた状態になってしまいます。いくら水枯れを起こしていても、水は適度に与えることが大切ですよ。

原因その2 根腐れ

根腐れは根が腐って枯れた状態になってしまうことです。水をやり過ぎたり、水はけが悪かったりすると、根が呼吸できなくなり、腐ってしまいます。根が腐って枯れたら、その症状は根から幹、幹から葉っぱにまで広がり、パキラ全体が腐ってしまいます。全体的に腐って枯れたら、残念ながら再生が難しくなってしまいますが、少しでも生き残っている部分があれば、枯れた状態から復活する可能性があります。それでは、根腐れで枯れた時の症状を見ていきましょう。

根腐れが原因で起こる症状

元気なパキラの幹は硬く丈夫で、少しくらい力を加えても折れたり崩れたりしません。それに比べて、根腐れで枯れたパキラの幹は、触った時にブヨブヨしたり、スカスカしたりして、簡単に崩れてしまうことがあります。葉っぱにも張りがなくなり、下を向いてしょんぼりしているような枯れた状態になります。葉っぱに元気がなくなり、青みがかった表皮が黒茶色に変わったり、変な臭いがしたりしたら、幹に触れてみましょう。

復活できる?対処法とは?

根腐れで枯れた部分が復活することはありませんが、生きている部分が残っている状態であれば再生の可能性があります。症状が軽い場合は、受け皿などに水が溜まっていたら捨てます。そして、パキラを日当たりと風通しのいい場所に置いて鉢土を乾燥させましょう。それでも枯れた状態が改善しなければ、植え替えや挿し木を考えます。植え替えをする場合は、腐って枯れた根を切り取り、新しい土に植え替えます。枯れた観葉植物の植え替えに適した季節は暖かい5月~9月です。それ以外の寒い時期に枯れたパキラの緊急処置が必要になり、どうしても植え替えなければならない場合は、できるだけ暖かい室内で行いましょう。パキラを挿し木する場合は、生き残っている部分を切り落とし、切り口を乾燥させてから土に植えます。

原因その3 日光

耐陰性に優れてはいますが、パキラはもともと日光が大好きな観葉植物です。長期間日光が当たない場所に置いていると、パキラが弱々しくなってしまいます。また逆に、日光を好むと言っても真夏の直射日光はパキラにとって光が強すぎてしまいます。日光不足になったパキラはどのように弱るのでしょうか。そして、直射日光を浴びたパキラはどのように枯れた状態になってしまうのでしょうか。日光が原因でパキラが枯れた時の症状と復活方法をご紹介します。

日光が原因で起こる症状

長期間日光に当たらずにいると、日光を求めて茎が細く伸び、樹形が崩れて不格好になってしまいます。細く伸びきった茎は折れやすくなり、折れたり枯れたりしてしまいます。また、葉っぱの緑の色も薄くなってしまいます。また、直射日光によりパキラが枯れた時の症状は、葉っぱが強い日差しで焼けて葉焼けを起こし、色が白く変色します。変色して枯れた葉っぱはやがて枯れ落ちてしまうでしょう。もしかすると、すべての葉っぱがなくなり、まさに枯れたような状態になってしまうパキラもあるかもしれません。しかし株が生きていればまた新しい葉っぱが出てきてくれるので、次にお送りする復活方法を参考にされ、パキラの強い生命力を信じて見守ってみましょう。

復活できる?対処法とは?

日光不足で間延びしてしまったパキラの枝を、元のスタイリッシュな樹形に戻すためには二通りの方法があります。まず一つ目の方法は剪定です。新しい枝が生える部分を残し、幹を途中から切り落とします。切り落とした枝は、土に植えて挿し木にしてもいいでしょう。もし、枝を切りたくない時には、日当たりのいい場所に少しずつ移動させるという、二つ目の方法もありますよ。しかし突然日光の下にさらしてしまうと、パキラが急激な環境変化に耐えきれず、葉焼けを起こしたり、株が弱って枯れたりすることがあります。それを防ぐために、1週間ごとに日陰、明るい日陰、窓際の半日陰、戸外の半日陰といったように徐々に場所を変えて日光に慣らしてあげると、枯れたパキラが復活するでしょう。それから直射日光で葉焼けを起こしてパキラが枯れた場合は、レースカーテンで遮光したり、直射日光が当たらない場所に移動したりするといいですよ。

原因4 病害虫

観葉植物が病害虫に侵されると、見た目の気持ち悪さはもちろんですが、他の病気を引き起こしたりパキラが枯れたりします。病害虫を見つけたら、それぞれの症状に合った方法で早目に駆除してしまいましょう。被害が拡大する前に対処することで、2次被害を防ぎ、他の観葉植物を守ることにもなりますよ。

ハダニの症状と対処法

ハダニは、高温や乾燥が続く夏に発生しやすい害虫です。発生すると、パキラの葉っぱの色が褪せ、放置すると葉っぱが全体的に白っぽくなります。大量発生すると、クモの巣のようになることもあります。ハダニを駆除するには、ウェットティッシュなどでパキラの葉っぱを優しく拭き取るといいですよ。ハダニは水に弱いため、パキラの葉っぱに霧吹きで水をかけて葉水をすると予防になります。葉水をする際は、葉っぱの表だけではなく、裏にも忘れずにしましょう。

コナカイガラムシの症状と対処法

パキラの葉っぱに白っぽい綿のようなものがついていたら、コナカイガラムシを疑いましょう。コナカイガラムシは、白い粉で覆われた体長2~3ミリのワラジ状の虫です。ほうっておくと、見る見るうちに増え、他の観葉植物にも広がっていきます。また、コナカイガラムシの排せつ物が原因となり、すす病を誘発するなどの2次被害も引き起こすので、早目に駆除しましょう。駆除する方法は、歯ブラシで葉っぱを傷つけないようにやさしくこすったり、濡れた紙や布で拭き取ったりするのがおすすめです。コナカイガラムシのメスの死骸から幼虫が産まれることもあるので、駆除する際は、死骸を鉢の上などに残さないように気をつけましょう。コナカイガラムシは、日当たりが悪くジメジメした場所で発生しやすいので、日当たりや風通しのいい場所に観葉植物を置くと、発生を予防することに繋がりますよ。

すす病の症状と対処法

すす病は、観葉植物の葉や枝、幹などの表面を黒いすすのようなもので覆ってしまうカビの一種です。すす病は植物を養分とするわけではなく、植物に寄生する害虫の排せつ物や分泌物を栄養分として広がっていきます。すす病に感染すると、光合成や葉っぱの蒸散作用の妨げになり、最終的にはパキラを枯らしてしまいます。すす病になった時は薬剤を散布するのが有効ですが、発生源となる害虫がいるはずなので、害虫の駆除も合わせて行いましょう。害虫を予防することが、一番のすす病の予防方法になりますよ。

原因5 寒さ

暖かい熱帯雨林に自生するパキラは寒さが苦手です。気温が5℃より低くなると、寒さに耐えられずに弱ったり枯れたりしてしまいます。もしも冬にパキラがに枯れたら、寒さが原因かもしれません。

寒さが原因で起こる症状

寒さが原因でパキラが枯れたら、葉っぱが茶色くなり、はらはらと落ちます。もしも葉っぱがなくなってしまっても、株が生きていれば枯れた状態から復活できるかもしれませんよ。

復活できる?対処法とは?

パキラを屋外で育てている場合は、寒い季節は温かい室内に入れてあげた方がいいでしょう。また、室内で育てていても、日が暮れると窓辺は気温が下がってしまいます。そこで夕方以降は温かい部屋の中の方へ場所を移動するといいですよ。葉っぱが枯れたパキラでも株が生きていれば、暖かくなる春には新芽を出してくれるでしょう。

もう枯らさない!パキラに大切な3つのこと

パキラを元気に育てるためには、水やり、日光、置き場所の3つが大切です。まず水やりは、春~秋の成育期には土が乾いたらたっぷりと与えます。株があまり活動しない冬は乾かし気味にします。冬の水やりは、土が乾いて2~3日たってから与えるといいでしょう。水やりの際はに受け皿にたまった水は捨てます。また、パキラは日光を好む観葉植物です。葉っぱを生き生きと元気に育てるためにも、日光に当てることは大切です。ただし、真夏の直射日光が当たる場所に置いていると、葉っぱが焼けて葉焼けを起こしてしまうので、真夏に限ってはレースカーテン越しの柔らかい光を浴びせてあげるといいでしょう。そして、パキラを風通しのいい場所に置くことも大切です。風通しが悪いと、害虫が発生しやすくなったり、鉢土の乾き方に場所によって差が出てしまったりします。大型のパキラになると、壁際に置くことが多いでしょう。そのような時は、時々鉢を回転させ、風が当たりにくい壁側と表側の場所を変え、水分の蒸発量を調節してあげるといいですよ。

まとめ

パキラは適応力に優れ、耐陰性や耐寒性もあり、簡単には枯れたりしない強い観葉植物です。しかし、やはり原産地である熱帯地方に近い環境作りを心がけ、水やりを適度に行い、日光の当たる風通しのいい場所に置いてあげた方が心地よく成長してくれるでしょう。もしもパキラが枯れた時は、それぞれの症状に合った対処を早目に実行して枯れたパキラの元気を取り戻してあげてくださいね。また、水やりの方法や置き場所も見直してみましょう。パキラを健康的に育てることも大切ですが、末長く付き合う観葉植物になるため、購入する際に元気なものを選ぶと、より一層安心です。幹がしっかりしていて、葉っぱにつややかな輝きのあるパキラを手に入れて、パキラのある生活を楽しんでくださいね。

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出典: https://hitohana.tokyo
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