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クワズイモの育て方を知る前に

育て方が簡単なクワズイモは、人間の顔よりも大きな葉っぱに成長する植物です。

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トトロが傘代わりに使った葉っぱによく似た「クワズイモ」という植物をご存じですか?芋のような丸い根幹があり、ハートの葉っぱが特徴のクワズイモは、成長が早いことから「出世芋」と呼ばれる縁起物の植物です。最近では観葉植物としても人気がありますが、日本でも暖かい地域で自生するなど身近な植物でもあるのですよ。今回は、クワズイモの育て方と合わせて楽しみ方や魅力などを紹介します。

クワズイモと呼ばれているのは主に2種類

左のクワズイモにはダイナミックさがあり、右のシマクワズイモはスタイリッシュな雰囲気があります。育て方はどちらも同じです。

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サトイモ科クワズイモ属の多年草で、東南アジアや中国などが原産地で日本でも四国や九州、沖縄などで自生しています。サトイモによく似ていますが、サトイモと違い毒性があって食べられないことから「食わず芋」という和名がついたと言われています。高温多湿を好み、暑さに強く育て方は簡単です。ハート型の葉の愛らしさから観葉植物として人気があります。

「クワズイモ」と名のつく種類には、葉脈が葉の縁に向かっている「クワズイモ(アロカシア・オドラ)」と、葉脈が葉先に向かっている「シマクワズイモ(アロカシア・ククラータ)」があります。大きくなるクワズイモに比べて、シマクワズイモは葉っぱや株は小型です。育て方は同じなので、葉の形や大きさなどで好みの種類を選ぶと良いですね。クワズイモの学名はアロカシアですが、アロカシア属の植物には、さらに様々な種類があります。葉っぱの色や形がそれぞれ異なり個性的なので、おしゃれな方に人気があります。

国内にクワズイモの群落が!

クワズイモは天然記念物に指定されています。育て方次第では大人の背丈ほどの大きさに成長します。

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冬の寒さには少し弱いクワズイモですが、日本では四国や九州、沖縄などの暖かい地域で自生しています。高知県南西部・四国最南端にある足摺岬は、クワズイモが群生していて大自然のパワーを感じさせる場所があります。足摺岬に通じる金剛福寺は遍路寺としても有名ですが、金剛福寺を開基した弘法大師とクワズイモに関する伝承が残されているのをご存じですか?ある日、村人たちがサトイモを焼いているのを見て、空腹で苦しんでいた弘法大師が「食べさせてほしい」とお願いしたところ、村人たちは「これは食えない芋だから」と断りました。すると、弘法大師が去った後にこの芋を食べようとしたところサトイモがクワズイモに変わっていて食べられなかった、という言い伝えです。四国霊場を物語る不思議なお話と一緒に、クワズイモを育て方を知るのも楽しいですね。

育て方次第ではクワズイモの貴重な花にも出会える!

小さな仏さまがいるように見えることから「仏炎苞」とも呼ばれています。

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クワズイモの花言葉は「復縁」「仲直り」です。お部屋に飾ると花言葉の通り復縁できた!と口コミが広がり話題になったことがあるので、すでにご存じの方も多いかもしれませんね。仏さまに似た白い花は、少し刺激のある甘い香りがします。花をそのままにしておくとクワズイモの株の体力が奪われてしまうので、切ってしまう方が多いです。しかし受粉をしていたら種が取れるので、種から育てる実生(みしょう)という方法で育ててみたい方はそのまま様子を見守るなど、育て方に応じて楽しんでみましょう。花の楽しみ方がわかったところで、次はいよいよクワズイモの育て方をご紹介します。

【徹底解説】クワズイモの育て方!

小さなクワズイモの株も育て方次第で大きく成長させることができますよ。

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上手な育て方で花まで楽しめるクワズイモの魅力を知ることができました。それではいよいよ基本的な育て方を確認しましょう。クワズイモは成長が早いので、大きく育ててお部屋の主役にしたり、たくさんの鉢に増やしたりするなど育て方の楽しみがたくさんあります。小さなサイズから大きなサイズまで販売されているので、室内の雰囲気に合わせてお好みのクワズイモを選び、実際に育ててみましょう。育て方は比較的簡単なので、コツさえつかめば負担を感じずにお世話することができますよ。

上手な育て方のコツは水やり!

水やりをした翌日には、葉から蒸散した水滴が滴ることもあります。育て方を知っておくと驚かずに済みますよ。

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クワズイモは高温多湿を好む植物ですが、常に土が湿っている状態だと根腐れを起こしてしまいます。土が乾いてからたっぷりと水をやる、という点に注意して水やりをすると問題ありません。育て方のコツは、水やりの加減を知るということです。空気中の湿度を好むので、年間を通して葉水をすると元気になりますが、春から夏にかけては特に葉水を行うと成長します。育て方で気を付けたいのは冬の水やりです。冬は根の活動が鈍くなるので、水をあげすぎると根腐れを起こしやすくなります。土が乾いてさらに2~3日経ってから水を与えると良いでしょう。

暖かくて木漏れ日程度の日光が好き

木漏れ日が好きなクワズイモの育て方では、明るい日陰に置いてあげるのがコツです。

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育て方で水やりと同じく大切なのが日当たりと置き場所です。クワズイモは熱帯の植物なので暑さに強く日当たりを好みますが、大樹の根元に自生する性質なので直射日光には弱いです。室内での育て方としては、直射日光が当たらない場所でカーテン越しの日光程度の明るさのもと管理するのをおすすめします。寒さには少し弱いので、屋外の育て方では5℃以上の気温が保てる場所で管理すると大丈夫です。できれば霜が当たらない育て方をしましょう。暖かい地域であれば庭植えという育て方もできますよ。

肥料を与えて大きくなる育て方をしよう!

観葉植物は肥料を与えると生長が促進されます。クワズイモを大きくする育て方としておすすめなのが、生長期である春から夏にかけて2週間に1回程度液体肥料を与えることです。置き肥を使用しても良いですよ。説明書を見ながら適切な量を与えましょう。もし、大きくなってほしくない場合には肥料は控えめにして、様子を見ながら肥料の量を調整しましょう。

育て方の第一関門は剪定!

新しい葉っぱをカットしてしまうと新芽が出ないので、古い葉っぱの付け根を剪定しましょう。

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育て方で初心者が戸惑ってしまうのが剪定です。下の方から古くなり、だんだんと黄色くなったり垂れ下がってきたりした葉っぱは、剪定してバランスを整えましょう。剪定した葉っぱはグラスなどに水挿しするとおしゃれなインテリアになり、室内が明るく感じられますよ。また、育て方で注意したいのがクワズイモの樹液です。クワズイモの樹液にはシュウ酸が含まれていて、皮膚につくとかぶれます。剪定する時はゴム手袋などをして樹液には直接触れないようにしましょう。

育て方の第二関門は植え替え!

育て方がスムーズだと、やがて鉢いっぱいになった根が鉢穴から出てきて、根詰まりを教えます。

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育て方の中で大切な作業として植え替えがあります。クワズイモは成長が速いので、育て方が順調だと2年に1回くらいの割合で植え替えが必要になってきます。出てくる葉っぱが小さい場合は、鉢の中で根詰まりしている可能性があるので確認してみましょう。植え替える時は、古い土をある程度落とし、傷んだ根をカットして、新しい土を入れた鉢に植え替えます。隙間無く土を入れ、しっかりと植えつけます。水をたっぷり与えて、日陰で様子をみましょう。育て方に自信がない方はホームセンターなどで販売されている観葉植物用の土を用いましょう。殺菌されているので安心して使用できますよ。植え替えの時期は5~7月が適しています。

育て方がわかったら増やし方にも挑戦!

クワズイモの様子に合った増やし方を選びましょう。

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クワズイモの育て方と一緒に増やし方を知っておくと便利です。増やし方には幾つかの方法があります。どの方法も春から夏にかけて暖かくなる時期に行うのが良いでしょう。

  • 株分け

複数になったクワズイモの芋の部分を親株と子株に切り離し、それぞれ植え直す方法です。クワズイモの増やし方で一番簡単で成功しやすい方法なのでおすすめです。株分けをして10~20日ほどは強い日差しを避け、育て方としては水やりを控えめにしてください。

  • 挿し木

元気な茎を切り取って挿し木で増やすことができます。切り口を日陰で半日ほど乾かしてから挿し木用の新しい清潔な用土へ差し込みましょう。

  • 取り木

取り木とは、幹の途中で発根させて、もう一つ株を作る方法です。茎の真ん中部分の皮を5センチほどはぎ取り、十分に湿らせた水苔を巻き付けてビニールで覆って固定します。やがて発根したら元株から切り取って新しい鉢に植えましょう。

育て方を見直すチャンス!トラブルの原因と対処法

トラブルかな?と思ったら一人で悩まず専門家などに相談して、育て方を見直してみましょう。

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大切に育てているクワズイモが元気がなかったり枯れてきたりすると心配ですよね。水やりや置き場所など育て方に問題がある場合が多いので、原因を突き止めて正しい対処をすると安心です。次にクワズイモに見られる代表的なトラブルをご紹介します。

  • 根腐れ

育て方で一番初心者が悩むのが根腐れです。水やりのしすぎで根が酸欠状態になって腐り、やがて枯れてしまいます。しばらくは水を与えるのをやめ、明るい場所へ移して土の中の水分を蒸発させて様子を見ます。鉢皿に水がたまっている場合には水を捨てましょう。

  • 軟腐病

細菌性の病気で芋の部分を腐らせてしまいます。植え替えなどの際に傷めてしまった場所から入り込む場合や、すでに傷んでいる株から移る場合があります。どんどん広がっていくので、腐っている部分を見つけたら殺菌処理をしたハサミで切り落としましょう。切り口は乾燥させた後に殺菌剤などを塗布しておくと安心です。

  • ハダニ

葉が常に乾燥している場合や葉が密集して風通しが悪いという育て方をすると、ハダニが発生しやすくなります。かすり状につけた傷から葉っぱの栄養を吸収して株を弱らせ、ひどくなると枯らしてしまいます。葉っぱの裏側につくのでこまめにチェックして、見つけたら殺虫剤を散布して駆除します。小さいお子さんやペット等がいるご家庭では薬剤の散布には十分注意してくださいね。乾燥を嫌うので、日頃から霧吹き等で葉水をする、剪定をするなど育て方を見直すことで予防ができます。

  • カイガラムシ

育て方が合っていないと茎や葉につく害虫です。ハダニ同様にクワズイモに生育不良を引き起こします。幼虫には薬剤が効きますが、成虫には効きにくいので一つ一つ取り除いて駆除します。数が少ないようでしたらピンセットでつまんで取りますが、数が多いようならガムテープや古い歯ブラシでこすり落とします。すぐ広がるので早期発見と早期対処が大切です。乾燥を嫌うので、普段から葉水をするなど育て方を見直して予防しましょう。

  • 徒長

日照不足が原因で、クワズイモの茎が伸びすぎてバランスが悪くなり、葉が垂れ下がったり茎が折れたりします。育て方を見直して明るい場所へ移動させてあげましょう。ただし葉焼けの原因になるので直射日光が当たる場所は避けます。伸びすぎた茎は剪定して挿し木にすることもできます。

クワズイモは育て方が簡単なのでトラブルはそれほど数多くありません。原因も見つけやすいので育て方を見直して、お気に入りのインテリアとして育てたいですね。次に、実践してみたくなるインテリア例をご紹介します。

クワズイモの育て方を覚えてインテリアで楽しもう!

室内での育て方をマスターして、クワズイモを素敵なインテリアにしましょう。

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自然の素朴な感じとキュートさを兼ね備えているクワズイモは、育て方が簡単でさらにインテリアとしても楽しめるため通販でも購入できるくらい人気があります。また、風水としての効果があるとテレビでも紹介されたこともあるのですよ。風水とは中国が発祥になっている環境学の一つですが、クワズイモをリビングや寝室に置いたら「仲直り」の花言葉通り復縁に成功したという口コミが広がり人気が出ました。風水上、クワズイモのように丸くて下を向いている葉は、気の乱れを直し落ち着かせる効果があります。育て方が良く元気があるクワズイモは風水効果も抜群です。育て方を確認したら、次はインテリアとしての活用例をご紹介します。

他の小さな観葉植物と並べると育て方も楽!

窓辺に置くと室内に差す光が柔らかくなります。

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小さめのクワズイモは、同じような大きさの鉢に植えた観葉植物と並べて窓辺などに飾ると置き場所を取らず、さらにキュートな印象になります。また、鉢の大きさが同じだと水やりのタイミングなどが一致できるので、育て方が簡単になるというメリットがあります。違う種類の観葉植物を、あえて高さを変えて並べると、無造作感が出て室内がよりナチュラルな印象になります。鉢のテイストを揃えることで統一感を出しましょう。

大きな葉はリビングでの存在感が抜群!

クワズイモが室内に木陰を作っていて素敵ですね。

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クワズイモが元気になる育て方をすると、色艶や葉脈も美しくなり、それだけで魅力的なインテリアになります。クワズイモの葉が引き立つように、あえて色味を抑えアースカラーや白色などでまとめてナチュラルな雰囲気ににしてもおしゃれですね。濃い色の木目の家具と合わせるとリゾート風のインテリアになり、高級感が出ておすすめです。麻袋やカゴなどを鉢カバーにするとおしゃれ感が高まりますね。育て方次第では天井に届くほど大きくなります。

アジアンな室内インテリアにしよう

アイアンの素材とも相性が良いクワズイモが、室内に異国風の情緒を醸し出しています。

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自然で素朴な感じが魅力的なクワズイモですが、鉢の選び方次第で印象が変わるのでインテリアとして優秀な植物です。例えば、光沢のあるおしゃれな形の陶器に入れるとアジアの高級リゾートホテルのエントランスのような室内になります。お部屋の家具や小物、ファブリックなどもテイストを揃えると、個性的でありながらも統一感のあるインテリアになり、ワンランク上のおしゃれが楽しめます。株分けできるような育て方をしてたくさん置くのも素敵ですね。

サトイモ科はみんなおしゃれで個性的!

ダイナミックな葉が魅力のセロームと葉の切れ込みがおしゃれなモンステラも、同じサトイモ科の植物です。

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クワズイモと同じ種類の植物は意外と多く、観葉植物の代名詞になっているポトスもクワズイモと同じサトイモ科です。言われてみると、葉の形がシマクワズイモとよく似ていますよね。また、ダイナミックな葉が似ている植物と言えば、葉の縁にユニークな切れ込みが入ったモンステラや個性的な形のセロームなどが同じサトイモ科です。サトイモ科の仲間は葉だけでなく花も同じような形をしているので、アンスリウムなども同じ仲間だとわかりやすいです。サトイモ科の植物でお部屋を統一してみるのも面白いですね。水やりなどの育て方もほとんど同じなので楽ですよ。

グラスに挿して軽やかで涼しげに

光と風を感じさせる爽やかな室内インテリアになります。

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葉っぱが2~3枚ほどになったクワズイモをグラスに挿して育てると涼しげなインテリアになります。ポトスと似た軽やかな印象になるので、小さな室内にも似合います。グラスに挿すと場所も取らず、また、季節ごとに差し込む日差しや風通しなどが変わっても簡単に移動でき、水やりする必要がないので育て方も簡単です。剪定したクワズイモの葉っぱを挿しても良いですね。

クワズイモの育て方を網羅して生活を楽しもう!

育て方をマスターして、暮らしに彩りを与えるクワズイモを室内のインテリアにしましょう。

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サトイモ科の植物特有のかわいらしさがあるクワズイモの育て方と魅力についてご紹介しましたが、いかがでしたか。南国の風を感じさせる佇まいが、お部屋を癒しの空間に変えて居場所を作ってくれる素敵なインテリアですね。クワズイモだけでなく観葉植物は、お部屋の印象をおしゃれに変えてくれたり、風水効果で癒してくれたりと様々なメリットがあります。贈り物としても人気の観葉植物を、是非暮らしにも取り入れて、リラックスできる時間を作りましょう。育て方のコツさえつかめば、人生の良きパートナーになってくれますよ。

おしゃれな鉢カバー紹介

観葉植物を一段とおしゃれに飾るため、鉢カバーに入れてみてはいかがでしょうか?観葉植物の鉢がむき出しだとせっかくの雰囲気が台無しです。素敵なインテリアにするため鉢カバーに入れてみましょう。

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観葉植物ならひとはな

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