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生産者のこだわり!植え込み材バークは赤ちゃん胡蝶蘭のベッド

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こだわりの苗をこだわりのバークで植え替えます。

出典: http://www.dramaticflowers.jp
胡蝶蘭の生産者は、まず葉っぱが三枚ほどしかついていない胡蝶蘭の小さな小さな苗を仕入れます。いわば胡蝶蘭の赤ちゃんです。その胡蝶蘭の赤ちゃんを、植え込み材である木のチップ『バーク』などを用いビニールポットに植え替えます。胡蝶蘭の生産者は様々な場面にテクニックを持っています。そのこだわりの中でも、生産者の多くが特に重きを置いているのが、植物の成長を左右する植え込み材です。植え込み材は胡蝶蘭のベッドのようなものですから、すくすくと育ってほしい赤ちゃん胡蝶蘭にとっては非常に重要なものなのです。どれも同じに見ようにえるバークですが、実は採取場所や入手ルートなどによって品質も成分量も変わってきます。例えば船で輸送中に、海水を被ってしまうような輸送方法を取られているバークだと、塩分量なども多くなり品質が良いとは言えません。良質なバークを見極め、仕入れることも生産者の大切なこだわりです。生産者は小さな赤ちゃん胡蝶蘭を、選び抜かれたこだわりのバークを使い、ビニールポットに丁寧に植え替えていきます。ギフトに喜ばれる立派な胡蝶蘭の出荷に向けて、生産者の方のお世話はここから始まるのですね。

生産者の腕の見せ所!年中無休の細やかなお世話

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傷一つない美しい葉からも、生産者の努力が伺えますね。

出典: https://welq.cdn-dena.com
胡蝶蘭の原産国、故郷は東南アジアの温かい地域です。春夏秋冬のある日本とは、環境が大きく違います。生産者は、胡蝶蘭にとって育ちやすい環境を整えるために、原産国に近い環境に近付ける努力を惜しみません。四季のある日本では季節はもちろんの事、毎日日差しの強さも違えば、気温、湿度も違います。広いハウスの中を、生産者は日々胡蝶蘭のために最適な状態に設定します。ひらひらと空を舞うような花が魅力の胡蝶蘭ですが、整然と重なる葉にも高い観賞価値があります。『環境の良い場所で育てれば、きれいに重なった葉が育つ』わけではありません。ここにも生産者の腕の見せ所、こだわりがあるのです。胡蝶蘭の葉は、毎日の太陽の当たる向きを一定にしないと葉っぱがあちらこちらとバラバラに育ってしまうのです。鉢の向きのような細かいところにまで手をかけて育てている生産者の技術は本当に意外興味深いものですね。また、難しいと言われている水遣りや、成長とともに行う鉢上げ、生育状況を見ながら行う肥料やりなど、まさに生産者は年中無休で胡蝶蘭と向き合っているのです。

出荷の直前まで注ぎ続けられる愛情

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胡蝶蘭の赤ちゃんはどのように生長していくのでしょうか?

出典: http://www.zazzle.co.jp
最初に胡蝶蘭の小さい赤ちゃん苗を植え付けてから約10ヵ月すると根はしっかりと鉢の中で育ちます。健康的な緑の根を伸ばす姿は、環境の良い場所ですくすくと育った証拠です。生産者の日々の努力により大事に育てた胡蝶蘭は、一年以上温かく見守られしっかりと花芽を伸ばし始めるのです。さらに花芽を付けた胡蝶蘭はつぼみをつけ開花専用の開花室に運ばれます。品種や環境にもよりますがつぼみは5日位で一輪ずつ開いていくのです。何輪もの花が開いて出荷出来るようになるのは、一番初めの花が咲いてある程度の日数が経ってからです。つぼみをいくつもつけた苗を全て咲かせようとすると、お客様の元に届いてからすぐに上の方がしおれてしまう可能性があるため、生産者はつぼみの数を調整して仕立てていきます。このように生産者の細やかな愛情を受けて美しく咲き誇る胡蝶蘭は様々なお祝いの場を華やかに演出し、喜ばれているのですね。

苗の交配と品種改良!生産者のもう一つの顔

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交配した親の姿を想像するのも楽しいですね。

出典: http://www.rv-orchidworks.com
胡蝶蘭の生産者の中には、交配に力を入れている生産者もいます。違う品種の胡蝶蘭をかけあわせて、新しい品種を作るのです。新しい品種を作るには、どのような工程があるのでしょうか?交配をするときは、まず交配の親となる品種を選定します。生産者はそれぞれを交配させて、種を取り、無菌状態で培養を始めます。順調に育った株が花をつけるまでに、早くて四年もの歳月がかかります。長い年月をかけてようやく咲いたお花を見る時の、生産者のワクワク感はたまらないものがあるでしょうね。ただ、咲いたお花がすべて美しく観賞価値の高いものであるわけではありません。残念な結果に終わってしまうことも少なくはないようです。美しい花が咲くか咲かないかは、ほとんど運であると生産者は口を揃えます。生産者の厳しい審美眼に見事クリアした品種のみ、培養され世に出回るようになります。気の遠くなるような工程のため、交配をする生産者は多くはありません。「新品種」や「オリジナル品種」といった明記のある胡蝶蘭には、生産者の情熱と夢が詰まっているようですね。

まとめ

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沢山の胡蝶蘭に囲まれて、日々お世話をします。

出典: https://hitohana.tokyo
いかがでしたか?普段なかなか知ることの出来ない、胡蝶蘭の生産者の姿をご紹介しました。まるで自分の子供のように、大切に大切に育てられた胡蝶蘭は、大切な相手へのギフトに最適ですね。胡蝶蘭をギフトに選ばれる時には、オリジナル品種にも目を向けて、選択の幅を広げてみてください。長い年月をかけて世に出回った胡蝶蘭に、素敵な魅力を感じることでしょう。
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