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胡蝶蘭のことならHitoHana(ひとはな)

今年で13回目の開催!国際フラワーEXPO(IFEX)とは?

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朝早くからたくさんの来場者が受付を行っていました。

国際フラワーEXPOは通称 IFEX(International Flower EXPO)と呼ばれ、2004年から毎年秋に開催されており、花業界では日本で最大級の商談会です。リード エグジビション ジャパン株式会社が主催する国際フラワーEXPOは、2016年で13回目を迎えました。今回、同時開催の6イベントの出展社数の合計は2,060社、国際フラワーEXPOだけでは過去最高580社もの企業が出展されているそうです。広い会場へ一歩踏み入れると、眼下に広がる出展社のブースの数に圧倒され、思わず声が上がりますよ。3日間の来場者数は、6イベントの合計で過去最高の45,858名の方が来場されたそうです。

花業界のビジネス拡大のチャンス!

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花業界では国内最大級のイベントです!

出典: http://www.ifex.jp
日本最大の商談会である国際フラワーEXPOには、出展社が世界各国から集まり、それぞれに趣向を凝らしたディスプレイで新商品などをアピールします。そして会場には全国各地から生花店、ホームセンター、ホテルやブライダル業界など、お花にまつわるあらゆる業者さんが来場し、ビジネス展開に挑みます。量販店などの大口注文を始め、小売店や通販サイト、デザイナーさんなどとの契約も可能です。新規の販路を開拓できるための絶好の機会と言えますね。

幕張メッセで3日間の開催!

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中央エントランスでは商談に向かう方々が足早に会場へ向かっていました。

千葉の幕張メッセは都心や空港からのアクセスがよいため、国内だけでなく世界各地から業者さんが訪れるのにも大変便利です。会場内は、商談だけでなくフラワー大賞やコンテストの受賞作品などの展示が行われ、さらに会期中は各種アレンジメントショーや専門セミナーも多数開催されます。花業界の最先端の知識や技術を習得できますよ。1回受付を行えば3日間出入りが自由ですので、何度でも来場することが可能です。

出展される商材は各種!

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お花の形の入浴剤もあるのですよ!

国際フラワーEXPOでは、生花やタネだけでなく、鉢などの園芸用品、ラッピング資材、フラワー雑貨など、お花に関連するありとあらゆる商品が一堂に会します。珍しいものや、新商品をいち早くチェックできますよ。気に入ったものがあれば、その場で仕入れや交渉などを直接行うことができます。出展社さんは商品の展示に力を入れ、様々な提案を惜しみなく紹介しています。サンプル品を用意している企業も多数ありますよ。画像はお花の形の入浴剤を扱う九州フラワーサービスさんです。それでは次に、注目のフラワー大賞とコンテストの入賞作品についてのご紹介をしましょう。

【決定!】第13回国際フラワーEXPOフラワー大賞とコンテスト入賞

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見るほどに引き込まれる作品ですね。

国際フラワーEXPOは、ビジネス拡大が見込めるお花の商談会ということをお話しました。それではここで、国際フラワーEXPOで注目される2つの展示についてご紹介しましょう。1つ目はIFEXフラワー大賞です。IFEXフラワー大賞は、花業界の専門家による厳正な審査で決定する名誉ある賞です。受賞後はフラワー大賞のロゴを提示しながら、特設コーナーなどを作ってアピールできますよ。各種メディアやwebでも取り上げられるため、多くの方に見てもらう機会が格段に増えます。2つ目はリザーブド&アーティフィシャルフラワーコンテストです。プリザーブド&アーティフィシャルフラワーコンテストは専門誌「花時間」が主催するコンテストです。業界で活躍されている先生やデザイナーさんの渾身の作品は、華やかで美しいだけでなく、何かを語りかけてくる力強さも感じます。それでは、さっそく会場の様子を見てみましょう。

IFEX フラワー大賞の作品展示

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フラワー大賞を受賞した、品質の高い植物が展示されています。

IFEXフラワー大賞の展示会場では、グランプリと優秀賞を受賞したハイレベルなお花が観賞できます。グランプリを受賞したお花は、一段高い位置でライトアップされ、たくさんの来場者が撮影していました。その他に入賞した植物は、手前のテーブルに展示されています。切花部門の鮮やかな花々や、珍しい鉢もの、海外部門の絶妙な色合いのバラなどを間近で楽しめますよ。生産者さんのこだわりの自信作が多くの業者さんの目に止まり、国際フラワーEXPOを介して新たなビジネスが展開していくと思うとワクワクしますね。

プリザーブド&アーティフィシャルフラワー コンテスト入賞作品の展示

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たくさんの色が見事に調和されて、優しい雰囲気を醸し出しています。

国際フラワーEXPO会場の右奥の壁側では、プリザーブド&アーティフィシャルフラワーコンテストの入賞作品が展示されていました。黒の背景に華やかな作品がズラリと並んでライトアップされ、まるで美術館さながらの雰囲気です。ここは会場内でも少し違った空気が流れていましたよ。普段なかなかお目にかかれない著名な先生方の作品を、皆さん1つ1つじっくりと観賞していました。今年の最優秀賞は森本 奈津子さんの「Ring~輝き続けて~」です。珠玉の作品を堪能した次は、フラワーアレンジメントショーとセミナーのご紹介です。

【必見!】第13回国際フラワーEXPOでのショーとセミナーのご紹介

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テキパキと作業をしながらコツを教えてくださいます。

素敵な作品を楽しんだ後は、2つのイベントについてのご紹介です。国際フラワーEXPOでは、会場を別に設けてフラワーアレンジメントショーや各種セミナーを開催しています。各方面で活躍中の先生方のお話をゆっくり聴講することができますよ。どちらも、最先端の技術や情報を直接伝授してもらえる素晴らしい機会ですね。フラワーアレンジメントショーを複数申し込みしている方や、セミナーを楽しみに遠くから来場される方も多いそうですよ。

実演を交えた貴重な講座!フラワーアレンジメントショー

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12日に行われた、假屋崎 省吾さんの作品です。(假屋崎 省吾オフィシャルブログより)

出典: http://ameblo.jp
人気のフラワーアレンジメントショーは、3日間で14の講座が開かれました。最終日の14日は、積田 玲子先生のブライダルブーケのテクニック、川崎 景太先生のアレンジメント、中川 禎子先生によるアーティフィシャルのギフト・ブライダル、来本 曜世先生のプリザーブドフラワーの講座を行っていました。プロが実演を交えながら技を伝授してくれる講座は、大変貴重ですね。12日には、華道家の假屋崎 省吾さんも講座を担当されました。オフィシャルブログでも様子がご紹介されていますよ。フラワーアレンジメントショーは予約が必要ですが、すべて無料で観覧できます。

花業界を活性化する!各種専門セミナー

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専門セミナーの様子です。(IFEX公式HPより)

出典: http://www.ifex.jp
第一線で活躍する方々のお話が聞ける各種専門セミナーは、3日間で7つの講演が行われました。最終日は、(株)フレネットHIBIYA社長、和田 幸一氏による「生花店、量販店、雑貨店、葬儀社など業態に合わせた仕入れとは?」、そしてフラワーウォッチジャパン(株)社長、守重 知量氏と、MPSジャパン(株)社長、松島 義幸氏による「消費者に選ばれるための新たな品質管理」が行われました。こちらは予約制で、有料の講演です。さらに、無料のエクステリア特別講演は3日間で4講座、開かれました。それではいよいよ、広い会場内を巡ってみましょう!

【潜入レポート】第13回国際フラワーEXPOの概要をご紹介!

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ディスプレイと色使いが印象的な台湾の業者さんです。

国際フラワーEXPOについてご理解いただけたでしょうか。それでは、広い会場を順に見学することにしましょう。参加企業が多くすべてを見られませんでしたので、抜粋してご紹介しますね。入り口のエスカレーターを降りてまず初めに目に入るのが、台湾の胡蝶蘭業者、台大蘭園さんのブースです。日本の胡蝶蘭のほとんどは、ここから苗を仕入れて生育していると聞きました。美しく連なって咲き誇る大輪の胡蝶蘭が、訪れる人の目を楽しませます。凝ったディスプレイが印象的で、撮影している人たちがたくさんいましたよ。
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台湾パビリオンのお花です。明るく元気が出るカラーですね!

生花のブースは、とにかく色がきれいで華やかです。花の魅力は生産者さんが一番良く知っていますので、美しさを最大限に引き出す展示に力を入れていましたよ。新しい品種がどんどん改良され、国際フラワーEXPOを通じて市場に出回っていきます。切花や鉢もの、観葉植物はメインということもあり、今年の花生産者さんの出展は180社ということです。実物の花を同じタイミングで見られるのは貴重な機会ですね。
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見事な胡蝶蘭が美しく咲き誇ります。

胡蝶蘭の生産者さんも多く出展されていました。こちらは蘭工房さんのブースです。豪華でありながら品格も備え持つ胡蝶蘭を、こんなにたくさん一度に見られる機会はなかなかありませんね。色や品種が様々で、それぞれにおしゃれな商品名がついています。1つ1つゆっくり眺めていても飽きませんよ。花言葉の「幸せが飛んでくる」とはまさにこの状況を言うのですね。
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きらびやかな大輪の胡蝶蘭は圧巻ですね!

リーフさんのブースでは、金箔を1枚1枚、手作業で貼り付けているという胡蝶蘭も展示されていました。注文を受け、仕上げるまでにはかなりの時間がかかるそうです。キラキラと光り、一列に並ぶ白の大輪の胡蝶蘭は艶やかですね。他にも、ダイヤモンドの粒子を吹きつけたという絢爛豪華な胡蝶蘭も展示されていました。華やかな飲食店への納品が多いそうですよ。
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引き立て役と思われがちなカスミソウですが、立派なメインになります!

こちらはカラーのカスミソウに、キラキラ光る素材をスプレーした商品です。カスミソウ栽培が日本一という福島県の昭和村花き振興協議会さんが生産しています。実際に目にするともっと可憐で美しいですよ。「雪室」と呼ばれる雪を利用した独自の集出荷施設で、カスミソウの鮮度を保ちながら出荷するそうです。他のお花と共に、きれいなボックスに入ったギフト用の商品も展示されていました。
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たくさんのお花に囲まれた葬儀の提案です。

専門セミナーでも講演をされていたフレネットHIBIYAさんのブースでは、 葬儀のお花が展示されていました。好きなお花に囲まれお気に入りの音楽が流れる中、見送ってもらえたらどんなに幸せなことでしょう。これからは、故人の遺志を尊重した美しく華やかな葬儀というスタイルが定着していきそうです。終活という言葉も聞かれる現代では、納得がいく形になるよう積極的に準備をして良いのですね。
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観葉植物のグリーンはすがすがしいですね。

兼弥産業さんの広いブースでは、瑞々しい観葉植物もたくさん展示されていましたよ。観葉植物の周りは空気がきれいに清浄されているようで、思い切り深呼吸したくなりますね。グリーンの葉を広げて、生き生きとした姿を一所懸命アピールしているように見えます。会場内の空気が乾燥しているので、スタッフの皆さんはお手入れが大変そうでしたよ。海外の出展社さんのブースには、普段目にする機会が少ない大型の品種もありました。
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オリーブが1鉢あると、一気におしゃれな空間になりますね。

オリーブはスタイリッシュで洗練されたおしゃれな姿形から、園芸店ではもちろん、雑貨ショップなどでも人気のある品種です。オリーブは旧約聖書に登場するほど、古くから多くの人々に愛されている観葉植物なのですよ。種類が大変多く、2品種以上を一緒に育てると結実が期待されるのが魅力ですね。こちらはスペインの業者さんのオリーブです。小さい苗から大きな苗まで流通していますので、1度は育ててみたい観葉植物です。
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寄せ植えにしようか単体で育てようか、迷ってしまいます。

近年、人気が急上昇している多肉植物やエアープランツは、特に多くの出展がありました。こちらはブロメリア・ギフさんのブースです。小さめのポットが均等に並んだ多肉植物は大変かわいらしく、目が奪われてしまいます。まるで、これから活躍する出番を待っているようですね。品種別に見ても、1つとして同じ形はありません。それぞれの表情が愛らしいので、いつまでも眺めていたくなります。
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大人気のエアープランツです!

エアープランツは自由にレイアウトができるので、空間も大いに利用して楽しめますね。こちらもブロメリア・ギフさんのブースです。クラゲ型のエアープランツがふわふわと揺れていましたよ。大型エアープランツの迫力はすごいですね。他に、苔や盆栽のブースもありましたよ。さらに肥料や農薬の企業さんや、ショーケースの展示ブースもあり、一口に「フラワー」と言っても様々なジャンルがあると勉強になりました。それでは次に資材のブースを回ってみましょう。
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ヨーロッパから輸入しているというリボンのお店です。

鉢カバーなどの花器やリース台、ラッピング用品など、資材のブースも多数ありました。出展社さんそれぞれが持ち込んだ一押しの商品が、所狭ましと並んでいます。棚などをうまく利用して中に誘導するディスプレイもあれば、壁一面に商品を展示してひと目でわかるお店もあります。こちらのリボンワールドさんのブースは、黒の背景におしゃれなリボンが引き立ちますね。普段出回っていないものや、個人で注文するには多すぎるものなども、運がよければ購入できることがありますよ。
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ワゴンセールにはたくさんの方々が集まります

この機会に良い資材を手に入れようと会場内を東奔西走する方々も多いですね。著名な先生が使われているプリザーブドフラワーの資材などは、大変人気があります。ワゴンセールを行っているブースもありましたよ。画像はリボンやギフト雑貨を扱うアプロードさんです。お花の資材は、手芸店などの店頭では割高のことが多いですから、たくさん使う場合はいかにお安く入手するかがポイントです。「SALE」と書かれていると、ついつい目が行ってしまいますね。
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海外のブースも興味深いですね!

海外からの企業も多数出展していました。中国や台湾などアジアが多く、さらに赤道に近い地域は花が育ちやすいため安定して輸入ができますね。花だけでなく雑貨類の展示・販売もしていましたが、最終日ということもあり品薄のブースも多く見られました。海外エリアでは色々な言語が飛び交い、少しだけ異国の雰囲気が味わえましたよ。
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活気に満ちた農家さんのエリアです。

生産農家さんのブースが一堂に並んだエリアもあります。各地から国際フラワーEXPOのために出向いて来られた方ばかりです。直接商談ができるのは大変メリットがありますね。信頼できる農家さんから品質の高い植物が仕入れられれば、お店としても安心して経営できます。農家さんの純粋でご熱心なお人柄は、直接お会いすれば充分に伝わりますね。

取材をする中、出展社さん同士の交流も盛んだということも聞きました。イベントに出展をしながら他のブースを回り、資材を調達、注文したりするそうですよ。毎年出展している業者の皆さんは国際フラワーEXPOで再会し、情報交換などで盛り上がるようです。現代はインターネットの普及で簡単に交流ができますが、実際に会って話をするとさらに楽しさが倍増しますよね。同じ業界内での知り合いは、お互いを高めるライバルであり、業界自体を盛り立てていく仲間であることは間違いありません。
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植物を育てるLED照明の設備を開発されている企業さんです。

国際フラワーEXPOでは、同時にガーデンEXPOと道工具・作業用品EXPO、農業資材EXPO、次世代農業EXPO、6次産業化EXPOが開催されていました。入り口はそれぞれ別に設けられていましたが、会場の中では他のイベントにも自由に行き来ができます。6ホールが横長に並んだ、広い幕張メッセならではのメリットですね。1日ではとても回りきれない規模の大きさです。画像は大洋技研さんのブースです。
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ご当地グルメと題した飲食スペースです!

たくさん歩き回ると、気になるのは休憩スペースですね。一旦外に出て他のビルでの飲食も可能ですが、会場の中に屋台が出ていますので、時間がない方はすぐに食事をすることができますよ。画像の右側には壁で仕切られたVIP休憩室もあります。混雑を避けて、時間をずらして休憩するのもイベントに参加する際のコツですよ。
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屋外カフェ風のかわいい店舗ですね。

コーヒーやお菓子などを販売しているお店もありました。すぐ横には休憩スペースがあります。さらに会場内の各所には長椅子が用意されており、休憩や荷物の整理にはとても便利です。そして来場者にはドリンク無料券が配布されるため、指定場所での交換が可能です。ちょっとした空き時間にありがたいサービスですね。イベント会場には、広いお手洗いも完備されていますので安心ですよ。さてこの後は、国際フラワーEXPOの楽しみ方の1つ目、フラワー大賞を受賞した企業さんをご紹介いたします。

【注目!】国際フラワーEXPOを満喫するポイント~受賞した企業をチェック

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画像では表現できないほどの美しい色合いです。

国際フラワーEXPOの概要をお伝えしましたが、活気あふれる雰囲気が伝わったでしょうか。ここからは、さらに国際フラワーEXPOを満喫するポイントをご紹介します。まずは、フラワー大賞を受賞された企業さんを抜粋してご紹介しましょう。品質の高いお花を開発するには、苦労が伴いますね。素敵なお花を拝見すると共に、少しだけお話を聞かせていただきました。

森田洋蘭園

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立派な胡蝶蘭を育てるには大変なご苦労が伴います。

森田洋蘭園さんは、HitoHanaがお世話になっている胡蝶蘭の生産者さんです。ブース内にはフラワー大賞を受賞したグリーンアースを初め、豪華な胡蝶蘭が多数並んでいました。グリーンアースは、白の掛け合わせの突然変異で奇跡的に生まれたという世界初の大変珍しい品種です。また、森田洋蘭園さんのオリジナルである和鉢とのセットも展示されていました。胡蝶蘭の品格をさらにグレードアップする素敵な商品ですよ。

JA高知市三里園芸部

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大迫力のブースは皆さん立ち止まって見上げていました。

JA高知三里園芸部さんのグロリオサもフラワー大賞を受賞しています。ブース内の背が高いディスプレイの迫力は、一度見たら忘れられません。赤に近いオレンジ色が鮮やかなため、海外の業者さんの注文が多いと聞きました。多くのデザイナーさんも御用達のようです。高知県は温暖で恵まれた気候を利用して、ゆりやアスターなど他にもたくさんのお花を各地で生産されているのですよ。

(株)明日香園

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触らせていただいたところ、フカフカで気持ちよかったですよ。

明日香園さんが生産されているケイトウはグラデーションの色が揃い、美しいリースとして展示されていたのでご覧になった方も多いかもしれません。国産と輸入物では少々ウエーブが異なるそうですよ。大手生花店さんからも大口注文が入っているようで、信頼度は益々上がるばかりです。他にもユリなどの生産もされていますが、近年の温暖化が影響して生育が難しくなってきたという深刻なお話も伺いました。

(株)ナカソネリシアンサス

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まるでバラのような華やかさですね!

ナカソネリシアンサスさんが育てるのは、八重の花びらが豪華な大きい品種のトルコギキョウです。淡い色合いが上品で、ため息をつきながらうっとり見とれるほどの美しさでした。ナカソネリシアンサスさんは昨年・今年と2年連続で受賞されています。しかし近年の極端な気候が影響し、花の色が安定しないというお話も聞きました。ここにも地球環境の変化がじわじわと押し寄せています。

高松商事(株)

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ヴァレンティーノピンクという大輪のベゴニアだそうです。

高松商事さんのブースは最終日でありながら常に来場者が出入りし、活気があったためゆっくりお話は伺えませんでした。フラワー大賞を受賞した、大きめの元気なカラーのベゴニアは印象的ですね。こちらでは、多肉や鉢など4つのお店で共同出展されているとのことでした。欧米の業者さんともお話をされている所を何度か見かけましたよ。とても広いブースは、充分に見ごたえがあります。

BARAKA ROSES- NGORIKA KENYA

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うっとりするほど美しいバラですね。

BARAKA ROSES- NGORIKA KENYAさんのブースでは、美しく絶妙な色合いのバラをたくさん展示していました。調べてみたところ、ケニアの園芸産業は過去10年で4割も伸びたという報告があります。赤道直下の国ですが雨や日光の条件が温室並みであるため、花を育てるには理想的だそうですよ。輸出量は年々増え、紅茶と花を合わせた農業が盛んということです。もう少し英語力に自信があれば直接お話したのですが、勇気がなく行動に移せませんでした。それでは、国際フラワーEXPOを楽しむポイントの2つ目をご紹介しましょう。

【注目!】国際フラワーEXPOを満喫するポイント~ディスプレイを楽しむ

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お花を吊るす発想は見事ですね!

大賞を受賞された企業さんは、勢いが感じられますね。さて国際フラワーEXPOを楽しむポイントの2つ目は、なんといってもディスプレイです。他では見られない多彩な技が1つの会場に揃っていますので、系統立ててご紹介しましょう。

まるでファッションビルにいるようなおしゃれなブース

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こちらの袋を持った来場者さんが多数いらっしゃいました。

まるでおしゃれなファッションビルにいるような錯覚に陥るディスプレイもありましたよ。毎年出展されているアミファさんでは、常に人が出入りし活気がありました。たくさんの商品がある大きいブースは、空間をいかに上手く使うか、動線をどのように作るかが腕の見せ所ですね。広いイベント会場内でも目印にできるほど存在感がありますよ。
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シックでありながら一際目立つデザインです。

デパートの一角のように洗練された、花資材や苔を扱うモノ・インターナショナルさんのブースです。まるで有名ファッションブランドのような雰囲気がありますね。広い会場内でも、モノトーンがひときわ印象的で垢抜けています。ハイセンスでおしゃれなブースを、外側から眺めている来場者の方も多くいらっしゃいました。まるで絵画のような苔のディスプレイは、外国の方にも人気がありそうですね。

パッと目を引き何度でも来たくなるブース

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美しく均一に並べられていながらも、温かみが感じられます。

会場内には、思わず素敵!とつぶやいてしまうディスプレイも多々ありました。商品の美しさを余すことなく表現した展示は、何度も見に行きたくなる魅力があります。商品の色合わせや、洗練された照明の使い方なども常に研究されているのでしょう。ひと目で企業さんのイメージが伝わり、それぞれの個性とセンスが光りますね。こちらは花資材を扱うコロンビアのZYANFLOWERSさんのブースです。
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このようなラッピングでプレゼントをもらったら嬉しいですね!

こちらはもともとお菓子のパッケージを作られている天満紙器さんです。お花の資材に応用するという発想が素晴らしいですね。ラッピング資材は生花店やホームセンター、雑貨ショップなどに人気があるということでした。ラッピングだけでも実にたくさんの種類があります。国際フラワーEXPOでは一度に有名な業者さんが揃いますから、資材を手に入れるために必死に歩き回る方々も多かったようですね。

実演や試飲など参加して楽しめるブース

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実演というのはかなり説得力がありますね!

常に人だかりができているブースがあると、何をやっているのか興味がそそられますね。こちらは土を使わない寄せ植えの提案をしているフジックさんの実演です。大型モニターを配置して、遠くからでもわかりやすいようにしている工夫が伺えました。絶えず実演を行っているので、常に続々と人が集まり熱心に見学していましたよ。
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クリスマスプレゼントにしても素敵です。

ココノエフーズさんでは、おしゃれなビンに入ったシロップの試飲をすすめており、絶えず人の出入りがありました。植物と一緒にギフトとして贈っても素敵ですね。また、各所で母の日に向けた様々な提案が行われ、ワインの試飲ができるブースもありましたよ。参加型というのは後々も記憶に残るので楽しいですね。出展される皆さんは、工夫を凝らした様々な展示をして来場者の興味を惹いています。 

商品のサンプルが手に入るブース

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大洋技研さんでは、バジルの水耕栽培セットとリサイクルのカップをいただきました!

見本市のようなイベントは、サンプルがもらえることも魅力の1つです。実際に手に取り、使ってみると良さがわかりますね。たくさん用意されたサンプル品は、ディスプレイの一部としてきれいに並べられているのですよ。サンプルは有料の場合と無料の場合があります。おしゃれな袋をセットで用意している出展社さんも多く見られました。カタログだけもらうよりも、サンプルがあればより印象に残りますね。

壁を使った個性的なディスプレイ

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発色が良く、絶妙なグラデーションですね!

与えられたブース内で、壁を有効利用したディスプレイも素敵でしたよ。体をかがめることなく真っ直ぐな姿勢で見ると、また違った美しさが伝わってきます。ライトの当て方次第で発色が良くなりますので、どのように使うかなど想像力が養われますね。見せるだけでなく、魅せるという言葉がピッタリなバーディープランさんのディスプレイは、とても印象的でした。
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自宅でもマネをしてみたいディスプレイの1つです。

こちらは資材やギフトを提供されている田中実業さんのブースです。壁に掛けるタイプのアートの観葉植物が素敵ですね。目に優しいグリーンが、日々の忙しさを癒してくれます。絶妙な壁の配置バランスと、洗練されたフレームにこだわりが感じられました。さらに植物をフレームにピッタリと収めるのではなく、立体感や躍動感までも表現しながら飾られていますよ。

空間を利用したディスプレイ

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まるでおしゃれな雑貨ショップさんにいるようですね。

おそらく一番人気があったと思われるのが、先にご紹介したエアープランツと多肉植物を扱うブロメリア・ギフさんのブースです。常にたくさんの来場者が歓声をあげて撮影を行っていました。展示会ということを忘れるほど、おしゃれで癒される空間と言っても過言ではありません。フラワーEXPOのために、たくさんの方がプランを練って試行錯誤し、仕上げた結果なのですね。
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太陽のパワーをどんどん取り込みたいですね。

キラキラ光るガラスパーツやサンキャッチャーを展示している、アクセサリーマルタカさんも目を引きました。サンキャッチャーは、風水において太陽のエネルギーと幸せのパワーを取り込めると言われ、人気上昇中なのですよ。お花の形の樹脂パーツも飾られていました。何を作ろうか、どこに飾ろうか考えるだけでワクワクしますね。

まるでガーデンにいるような感覚に

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秋に桜を愛でることができるとは思ってもいませんでした!

ガーデンEXPOも合わせて見渡してみると、屋外のガーデンにお邪魔したような錯覚に陥るブースもありました。人工の桜を植栽するエーエスグリーンさんのアイデアは圧巻ですね。この下には、芝生をあしらった自動車も展示されていました。皆さん多種多様の表現で楽しませてくれ、見所が満載ですね。ここが建物の中だということを忘れてしまいます。
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いつまでも眺めていたい、素敵なミニガーデンです。

土と植物を運び入れ、プロの園芸家さんが植栽したというPlantNetworkさんのブースです。まるでお庭の一角のようですね。植物のセンスも然ることながら、チップやクルミの殻の使い方がとても素敵で参考になります。11の企業さんが合同で出展されており、スタッフさんはオレンジ色のユニフォームを着ていらっしゃいました。とても活気があり、印象に残るブースでしたよ。
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童心に返って楽しめるミニチュアガーデンです。

先にご紹介した高松商事さんでは、想像力が広がるミニチュアガーデンも展示されていましたよ。好みの植物を選び、試行錯誤しながら寄せ植えにするのも楽しそうですね。セダム類は丈夫なので、ミニチュアガーデンにピッタリです。動物やワイヤーアートなどの小物次第で、オリジナルのガーデンが作れそうですよ。よく見ると化粧石や切り株も使われていますね。

アンティーク風の雑貨やかわいい小屋も出現!

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どのような歴史をたどったのか、考えるのが楽しい空間です。

こちらはガーデンEXPOに出展されているBROCANTE MOMOさんですが、ここだけ時間の流れが違った印象を受けました。海外から買い付けたアンティーク風雑貨や古道具、ジャンク品など雑貨好きにはたまらない空間です。生花店さんだけでなく、カフェや雑貨店の什器として探しにくる方も多いと聞きました。こだわりの一品に出会える楽しみがありますね。
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ブース内にかわいい小屋があるなんて、なんて夢があって素敵なのでしょう!

こちらもガーデンEXPOに出展されているナティガーデンさんです。西洋アンティークを扱うセンスの良いお店で、家具や雑貨、ステンドグラス、ガーデンツールなどがたくさん展示されていました。なんとブース内の右側に小屋が設営されているのですよ!お気に入りのお花はどこに置こうか、育苗の棚はここ、ガーデンツールの収納は、などと想像すると楽しくなってしまいます。

環境に配慮した商品の展示

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ナチュラルな色合いのポットは、リサイクル品なのです!

こちらは木の粉とポリプロピレンを配合して作った、三晃物産さんのリサイクルのポットです。天然素材を使用した風合いや、どんな植物にも合う色がナチュラルで素敵ですね。独特の香りも楽しめるそうですよ。使用後は可燃ゴミとして処理ができるそうですが、もったいなくて捨てられませんね。同時開催のイベント内でも、エコを意識した企業さんが多数出展されていました。
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色々な種類を育ててみたくなりますね。

サンプル品をいただいた大洋技研さんのブースです。プラスティックを再利用したペットボトルキャップを使用し、水耕栽培の提案をされています。いくつも並べると清潔感があってかわいいですね。取材でお話を聞く中、環境問題は一刻も早く取り組む必要性を強く感じました。今すぐ、私たち個人でもできることは何でしょうか?

展示の植物を会期中もたせる苦労

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こちらは本物のポトスですよ!

国際フラワーEXPOの会期は3日間ですが、実際は開催前日に搬入を行っています。したがって厳密には4日間、植物を良い状態で保たなければなりません。こちらのポトスは、上の梁に水をためる空間があり、水切れしないように工夫されているそうです。建物内は乾燥しているので、常に霧吹きで水を与えている姿があちこちで見られました。植物の一番美しい状態をお見せしながら、商談を行いたいですよね。そしてイベント終了後は大変な撤収作業が待っています。しかし、国際フラワーEXPOはこれで終わりではありません。来年度に向かって、もう動き出していますよ!

来年度の開催も決定!第14回国際フラワーEXPO(IFEX)

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ビジネス拡大のチャンスです!

出典: http://www.ifex.jp
来年度の第14回国際フラワーEXPO(IFEX)は、2017年10月11~13日の3日間、同じく千葉の幕張メッセで開催されます。すでに出展社の応募が始まっています。現段階でも多数の問い合わせや申し込みがあり、出展も続々と決まっているそうです。この機会に、国際フラワーEXPOの出展を考えてみませんか?ご興味のある方は資料をお取り寄せいただき、お早目のご検討をおすすめいたします。

まとめ

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閉場1時間前の時点でまだこのような賑わいです。

第13回国際フラワーEXPO(IFEX)の様子をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。花業界では国内最大の商談会の概要や、会場の様子、出展社さんの紹介、来場する際の楽しみ方を紹介してきました。開催中の、活気あふれる臨場感はお伝えできたでしょうか。今回の開催で、多数の新規契約や業務拡大が見込まれたことは間違いありません。そして来年度の国際フラワーEXPO(IFEX)の出展募集も始まっています。今後の花業界のさらなる発展を願いながら、HitoHanaではお花と緑のある心豊かな暮らしを送るお手伝いをさせていただきます。

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